次の参院選を占う意味で注目された大阪9区、神奈川16区の衆院補欠選挙は、共に自民党の勝利でした。テレビや新聞で報じられているように、安倍首相就任早々での中国・韓国首脳との会談、北朝鮮核実験に対する素早い動きが影響したと私も思います。
政治家とは「動いてなんぼ」、支持者の陳情に対応するだけが活動ではなく、動きが止まったならば後人に任せるべきもの。しかし選挙ではやたらと目立った人が、当選した後はいったい何をなさっているのか全く聞こえてこないのが常ですから、投票率の低さもうなずけます。
もう一つの注目選挙、栗東市長選は新幹線新駅推進派の勝利。推進を公約しての当選ですからこれまたそれに向けてどう行動されるか注目です。それにしても破れた二人の新駅中止の票を合わせると推進の票を上回っているのですから、選挙とは複雑なものですね。
ぶりっじばんざい
答え(10月14日分)
A 4 | ||||||||
A T 9 5 | ||||||||
K J 8 3 | ||||||||
9 8 4 | ||||||||
J T 6 3 | N | K 8 2 | ||||||
7 6 4 2 |
|
K J 8 | ||||||
7 | 5 4 | |||||||
K J 6 2 | S | A Q T 5 3 | ||||||
Q 9 7 5 | ||||||||
Q 3 | ||||||||
A Q T 9 6 2 | ||||||||
7 | ||||||||
リードして悪い方から考えてみます。Sのハンドが4-2-6-1の場合、クラブのリードは最悪です。手でラフされダミーからはスペードを捨てられると、あなたのハートJもラフされてコントラクトはメイクされてしまいます。次にスペードですが、もしSにQがあれば明らかに危険です。残るはハート、あなたのJは捕まってしまいますが、ビットから考えて1-5-6-1のハンドは考えにくく(もしそうなら落とす手だてはありません)、ハートで取られるのは残り三枚、あなたのスペードKは安泰で、コントラクトをダウンさせることができます。
只より高いものはない
昔から「只より高いものはない」と言いますが、ネット社会の今は思いもかけないことが起こるのですね。日本マクドナルドが行った「GET!MP3/MP3が当たる!」キャンペーンの当選者に配られたMP3プレーヤーにウィルスが仕込まれていて、曲のやりとりのためパソコンに接続すると感染する事例が出たとのこと。マクドナルドも予想だにしていなかったことでしょう。電話・メールでの個別連絡、回収・交換、サイトでの通知やお詫び、とんだキャンペーンになりました。商品は香港製、突然中国語のメモ帳が立ち上がった当選者も驚いたことでしょう。
このニュースでは特に悪意は感じられませんが、最初から悪意を持ってキャンペーンを隠れ蓑に商品を無料で配布することも、今の時代では十分考えられます。「只より高いものはない」、この言葉はこれからも受け継がれて行きそうです。
消耗品商法
メーカーが利ざやを稼ぐ手法に、消耗品商法があります。商品やメーカーを例にとって失礼とは思いますが、プリンターはその一例です。本体そのものはメーカー間の値下げ競争で機能価値に比べ安価なのですが、消耗品のインクやトナーは本体価格に比べバカ高い感は否めません。
その原価と販売価格との大きな差に目を付けるのがリサイクル業者で、プリンターメーカーにとっては面白くありません。先のキャノンの提訴では特許が認められ、リサイクル業者を訴えたキャノンに軍配が上がり、今回のセイコーエプソンのケースでは、エプソンの特許は「無効にされるべき」との特許庁の判断に基づき、リサイクル業者の勝訴です。
いずれのケースも上級審への控訴がありますので最終結果は未定ですが、このような商法自体がメーカーとして胸を張れるものではないとの私の以前からの思いは変わりません。別に違法な行為ではありませんのでどうのこうのは言えないのですが、少なくともプリンターの販売時の商品説明にはランニングコストを明記すべきと思います。もちろん胸を張って売る純正の消耗品を使っての価格です。
なんばーぽーたびりてぃー
24日からは携帯電話の番号をそのままに携帯電話会社を替えることが出来るようになります。
各社顧客争奪のためにいろいろとサービスがよくなったり...はあまり望めそうにありません。
ソフトバンクは巨額の買収費用を突っ込みましたから、値下げどころか実質値上げの状態ですし、他の2社もみすみす自分から消耗戦を仕掛ける必要もないわけで。
鳴り物入りで始まった制度であるだけにもう少し効果を期待したいところですが、勝ち負けがはっきりするまでは少なくとも価格面での動きはなさそうです。
#新規参入組は最初はドコモのローミングですし。
hTc Zとか、X01HTなどに手をだしてみたい気もするのですが、
端末代が高価いのとパケ死が怖いのでとりあえず放置。
教育
いじめを苦にした自殺が続き、社会問題としてマスコミで盛んに取り上げられています。児童だけでなく先生も校長・教育委員会のいじめで自殺する世の中、文部科学省が悪い、教育委員会が悪い、先生が悪い、いや家庭が悪いとそれぞれの立場で議論がされています。結局はつまらない個別事例は別にして社会全体が悪いということでしょう。一見中立を装うマスコミも、子供を対象とした商品を作る会社、風潮を作り上げて利益を得る会社などなどもここからは除外されません。
子供のしつけがなっていない親、虐待する親を社会に送り出したのも教育ですし、ダメ教師とされる教員を育んだのも教育、お役人を作り上げたのも教育です。先日のペンシルベニアの小学校での女子児童5人の射殺事件で、アーミッシュの女子児童が年少の子をかばって、「私を撃ってください」と名乗り出、別の子もそれに続いたとの話と対比すると、全ての原点は教育だと強く認識します。
先生というのは一目も二目も上の存在でした。子供人権の主張から今や対等、いや生活のためにしがみついている点では対等以下かも知れません。人権論者の皆さん、お役人の皆さん、教育に関してはちょっと目をつぶっていただけませんでしょうか。先生達を保身から解放していただけないでしょうか。もちろんその上で先生達の淘汰はされるでしょう。今の生徒が成長して教員となり流れが本流となるまで、永い目で見てはいかがでしょうか。
稲刈り
この時期の風物詩、稲刈りが始まっています。専業農家が少なくなり、普段は会社勤めの人にとっては晴れた土日は貴重です。先週末に比べ今朝、周りの景色は一変しました。田植えが同じ時期ならば稲刈りが同じ時期に集中するのはいうまでもありません。一面緑と黄色の絨毯が焦げ跡だらけ、刈り取られたわらの臭いが満ちています。
ぽつりぽつりとまだ刈り取られていない稲田が「早く刈り取ってくれよ」と言っているようです。その多くには小さな紙の立て看板が立てられています。JAのライスセンター管理の稲です。田んぼはあるが人出がない、収穫された米はJAに買い上げてもらうのだし、ということで作付けから収穫まで管理の全てをJAに委託した田んぼです。農家に比べ規模が大きいといっても一度に刈り取るわけにもいかず、順番をじっと待っています。
もう一週間も経てば周りの虎刈りも、すっかり整髪されていることでしょう。そうなると今度は北風の出番です。
ぶりっじばんざい
問題です。
A 4 | ||||||||
A T 9 5 | ||||||||
K J 8 3 | ||||||||
9 8 4 | ||||||||
N | K 8 2 | |||||||
|
K J 8 | |||||||
5 4 | ||||||||
S | A Q T 5 3 | |||||||
E | S | W | N |
1C | 1D | 2C | 5D |
All Pass |
ディフェンスの問題、あなたはE。ちょっと乱暴なSの5Dに対してパートナーはクラブ2をリードしてきました。あなたはAで取り、クラブ5を返します。Sはラフし切り札Kでダミーに入り、最後のクラブをラフ、切り札を狩った後ハートQでフィネスします。あなたはKで取った後、さて次は何をリードしますか?
前頭葉
歳を経てくると若い頃に比べ何が変わってきたかと考えてみると、私の場合その一つは、新しいこと(言葉や商品や機能などなど)を受け入れるのが面倒になっていることです。
人は持っている知識で行動することばかりではなく、時には新しいことに挑戦することで成り立っているといいます。危険性を承知しながら、可能性を求めることで進化しているそうで、ロンドン大学のドウ博士によると、持っている情報で行動する時と、新しいことを試してみようと行動する時とでは、同じ前頭葉の脳部位でも別々の部位が働き、人はこの二つの部位をバランス良く使っているのだそうです。
いつの頃からでしょうか、知らず知らずに持てる情報だけで行動する部位だけを使うようになったのは。もう一方の部位はさぞかし小さくなっていることでしょうね。これ以上小さくしないために、「前頭極皮質」なるものを使ってみようではありませんか、同じ思いの同世代の皆さん!
出生
向井亜紀さん夫妻の双子男児の出生届を受理するよう命じた東京高裁の判決は、私のような素人にはなかなか情に満ちたものでした。私流に解釈すると「民法に定める内容は現代の科学技術を想定したものでなく、子供のことを考えると実子として養育することが良い」というものです。
これに対し東京都品川区は法務省の「母子関係は出産によって生じ、代理出産による母子関係は認められない」との意向を受けて、最高裁に抗告。法務省としては今まで主張している立場もあり、この高裁判決に従うとすれば第二第三の向井さんが現れ混乱することを思うと、やむを得ないのかも知れません。
しかし、出生届のように様々のお役所の規定は、拒否することではなく受理することが前提であるべきで、今回のように日本人の精子と卵子から生まれた子供のことを思うならば、卵子が違うことで代理出産の女性を母親と認めないアメリカを説得するとか、別な手だてを考えるかした上で抗告に踏み切るべきだと思います。この子達はいつになったら出生できるのでしょう。