次の参院選を占う意味で注目された大阪9区、神奈川16区の衆院補欠選挙は、共に自民党の勝利でした。テレビや新聞で報じられているように、安倍首相就任早々での中国・韓国首脳との会談、北朝鮮核実験に対する素早い動きが影響したと私も思います。
政治家とは「動いてなんぼ」、支持者の陳情に対応するだけが活動ではなく、動きが止まったならば後人に任せるべきもの。しかし選挙ではやたらと目立った人が、当選した後はいったい何をなさっているのか全く聞こえてこないのが常ですから、投票率の低さもうなずけます。
もう一つの注目選挙、栗東市長選は新幹線新駅推進派の勝利。推進を公約しての当選ですからこれまたそれに向けてどう行動されるか注目です。それにしても破れた二人の新駅中止の票を合わせると推進の票を上回っているのですから、選挙とは複雑なものですね。