ゆうこうきげん

最近では買い物をすると、そのショップのポイントがついてくることがよくあります。
ポイント商法は広く定着していて、財布の中があちこちのポイントカードで一杯になるという経験は多くの方がされていることでしょう。
ポイントには有効期限があるものがよくあります。有効期限以内に買い物をすると有効期限が伸びますので普段は気になることはありません。
これが高額であったりニッチであったりする日常使用しないタイプのショップのポイントである場合は状況が異なります。有効期限は意外なほど早く感じるものです。
有効期限内にそれほど必要でないものを買うべきか、ポイントをあきらめるべきか。
ポイントが失効したときに、もったいないと感じるか、無駄遣いをせずに済んだと感じるか。
私は複数のネットショップを利用していますのでしょっちゅうこの難問に出会っています。
※なお、弊店の翁ポイントには有効期限がありません。
 安心してご利用下さい。

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今朝の三輪山

 撮影時間は日によって少し違いますが、およそ7時10分から7時20分の間です。この撮影の直後に太陽が稜線から顔を覗かせました。来週には太陽にお目にかかれるでしょう。どの辺りから日が昇るか、ご想像ください。
 
 
 

今朝の三輪山

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第三の男

 NHKBSのシネマで久しぶりに「第三の男」を観ました。もう何回目になるか数え切れません。タイトルバックのアントン・カラス弾くチターのサウンドホールと振動する弦、緊縛感を高める傾けた画面、1時間30分の内登場わずか9分というのに第三の男といえばオーソン・ウェルズといわれるその存在感、並木道のロング・ロング・ロング・ラストカット、何度観ても感慨は新たですが、映画の後の撮影秘話でまたまた新たな発見です。
 初めのナレーションが監督キャロル・リードの声であったり、撮影によく遅れてくるオーソン・ウェルズの性で影での逃亡シーンが生まれたとか、1949年当時の光源不足から夜間撮影では石畳に水を打って反射光を利用したとか、下水の格子蓋から出る断末魔のハリー・ライムの指は実は監督の指であったとか、そのシーンは遠くの建物にまでピントが合っているパンフォーカス、光量を確保するためにおそらく発電器を総動員したであろうとか、・・・。
 最近の、コンピューターを利用して現実では見られないシーンを観る映画も楽しいですが、カメラそのものの技術とアイデアで、プロの目でないと気のつかない細部にまでこだわる映画作りには更に奥の深さを感じます。
 名作は何年経とうと薄れることは無いですね。もちろんその背景には原作があります。私はこの映画を観て、グレアム・グリーンに興味を持ちました。

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ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  T 6 4  
8 3
A K 5
J T 7 4 2
7 N K Q 9 8 5 3 2
A Q J T 6 4
W E  
9 5
Q 9 3 J 7 4
9 5 3 S 8
  A J  
K 7 2
T 8 6 2
A K Q 6
 

1C Pass 3C 3S
3NT  All Pass


 Wのオープニングリードはスペード7、方針はEのQをAで取り、クラブを全て取った後ダイヤA、Kと取って三枚目のダイヤをWの取らせれば、ハートが返ってくるのでコントラクトはメイクする、というものでしたが、相手のすばらしいディフェンスでダイヤA、Kの時にWはQを捨ててしまい、三枚目のスペードでEの手に入った後、スペードKを取られハート9がリードされて、コントラクトはあえなくダウンとなりました。
 さて、どうプレイすれば良かったでしょうか?

先んずれば人を制す

 「先んずれば人を制す」とはよく言ったものです。ウォールストリートジャーナルがGoogleに買収されたYouTubeがどれほどのお金を手に入れたか懐勘定をしています。
 全額株式交換ですので、即現金というわけではありませんが、今をときめくGoogleの株を手に入れたのは、三人の創業者と投資家。今の株価で三人の懐をおおざっぱに計算すると、414億円、391億円、77億円ほど、なんと巨額、二十歳から夏・冬のジャンボ宝くじを毎年当てても一生かかります。
 YouTubeのようなネット上のサイトは大規模な生産設備が要るわけでなく、ひらめきとそれを実現する技術力がすべて、実現ができればせいぜいサーバーを積み増していく程度で済む話です。後から追随したGoogle Video他のいくつかの映像投稿サイトが及ばなかったように、いかに他人より先に将来性を見越したアイデアを思いつくかで、成功の可否が大きく左右されます。もちろんプログラム力も必要で、日進月歩のジャンルですからここにもアイデアとひらめきが求められます。最後のポイントは、世の中にまだ形もなく、将来成功する保障もないアイデアに資金を提供する投資家の存在です。
 先駆者の人まねでなく、果たして日本でこのような成功が実現するでしょうか? 石橋をたたいてなお渡らない日本の投資、コスト優先で中国等に外注するため育たないソフト技術者、サーバーを外国に置かなければならないがんじがらめの法律。ここ当分は指をくわえているとしましょう。

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企業広告

 ブログは今や社会現象。私でさえ決まって読むブログが数件ありますし、検索ワードで見るブログもあります。そんな現象を目ざとく利用し、ブロガーにお金を払って商品宣伝の記事を書かせるのが企業。私の感覚からは、商品の良さを実感しているのならばともかく、お金のためだけに知りもしない商品を持ち上げて読者を誘導するのには大いに抵抗があるのですが、マーケティング会社のビルコムの調査結果を見ていささか驚きました。
 「企業が、宣伝のためにブロガーへお金を渡す行為について」、反対する人の多くが私と同様の理由なのですが、全体として賛成が55.5%と過半数を占めています。「企業のためにすることだからお金をもらうのは当然」 「個人の副業が増える」が賛成理由の1、2位です。
 踊らされて納豆を買いに走る今の消費者ですから、「この程度の事は」と問題にもならないのでしょうが、単純にテレビ局だけを批判できない社会体質であることに変わりはありません。
 企業の広告媒体も変わりつつあります。新聞、雑誌類は後退し、ネット上は益々増加、個人からアイデアを吸い上げて、ブログや動画投稿の手段を使い、企業と広告の仲介をする会社まで現れました。私のような古い考えは捨てて、今の流れに乗りながら小遣いを稼ぐ、これが上手な生き方のようです。

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まゆにつば

6ヵ国協議で北朝鮮の核施設の「無力化」を条件に、重油最大100万トン相当の援助を受けるということで合意したようです。
共同声明が採択されたことで中国が面目を保った形です。
ただ、KEDOの例もあります。
この合意が果たされるかどうかはわかったものではありません。
第1段階の核施設の「活動停止」では5万トンのみを支援し、
進行状況に応じて段階的に支援を行うという条項は不信感のあらわれです。
案の定というべきか、今朝のニュースでは北朝鮮の朝鮮中央通信が6か国協議での共同文書採択を伝えるとともに、第1段階の措置として核施設を「臨時中止」することにより、100万トン分のエネルギー支援が得られると報じたとあります。
今後、北朝鮮が核施設停止だけで100万トン分の重油支援を要求する可能性は高く、
核施設の再開あるいは別施設を構築する可能性はさらに高いと思われます。
#1200戦を超え、コンプまであと6種。SR周瑜未だ出ず。
これってなんて物欲センサー?

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今朝の三輪山

 昨日のポカポカ陽気で花粉が一斉に飛び始めました。自然が間近にあるのは良いものですが、花粉の直撃はいただけません。しかも杉の木はたっぷりです。
 
 
 

今朝の三輪山

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ぶりっじばんざい

 答え(2月3日分)
 

  K 7 3 2  
J T 7
A J 2
9 6 4
J 9 N Q 8 6
9 8 6 2
W E  
A 5 3
T 9 7 5 3 K 8 4
K 3 S 8 7 5 2
  A T 5 4  
K Q 4
Q 6
A Q J T
 

 Kのガードが一枚ですから、普通はここで取らないとAで取られてしまいます。が、このコントラクトを落とすにはダイヤのJを除いた後再度手にリードが入らねばなりません。クラブKは唯一のエントリーですし、Sはもう一度フィネスをかけてくるでしょうから、ここはクラブ3をプレーしフィネスが成功したかに見せます。
 左の手ではハートをエスタブリッシュすれば簡単に9トリック取れますので、Sは当然の事ながらハートをリードしてきます。パートナーのEはこれをAで取りダイヤを返してくれるでしょうから、そうなると次のフィネスの失敗でコントラクトを落とすことができます。

消耗品商法

 以前プリンターの価格について取り上げました。本体価格を安くしてお客さんに買ってもらいやすくし、消耗品のインクを高くして利益の穴埋めをする商法です。プリンターだけでなく他の商品にも適用されるメーカーとしては常套の手段ですが、消費者にとっては決して優しいやり方ではありません。消費者にとって性能と価格は商品選択の重要な要素です。価格が安いからと飛びついてもランニングコストが高くついては、果たして納得できる買い物であったか疑問です。
 このほどコダックがこの逆を行くプリンターの発売を発表しました。「消耗品のインクが他社に比べ半額」が売りです。半額と言いますが、その程度が実勢価格だと思われます。価値に見合った値段設定こそ、消費者に対し公正というものです。(消費者が価値に対してその価格を認めない場合は、メーカーの努力が足りないといえます。) その意味で、このようなプリンターが出てくるのは良いことだと思います。ただ残念なのはアメリカのメーカーが日本のメーカーの先をいったことです。

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