ID パスワード

 ネット上では多くのサイトで登録が必要で、その都度IDとパスワードが求められます。記憶するのが大変ですが、ブラウザではその煩わしさを除くため、ブラウザに記憶させることができます。ただその危険性は昨日見た記事パスワードは丸見え(※1)でも指摘をされています。
 今はFirefoxを使っていますが、以前はGoogle chromeを使っていましたので、記事のとおりにやってみました。ものの見事にID、パスワードが表示されました。
 Google chromeだけの問題と侮ってはなりません。今のブラウザは開発者用なのでしょうか、「要素の調査」とか「要素の検証」なる項目が設けられています。Firefoxを例に取れば、サイトで記憶され表示されるパスワードの「●●●●●」部分をハイライトさせ右クリック、コンテキストメニューから「要素の調査」を選ぶと、下部にhtmlファイルのパスワード部分が現れます。その「<input type="password"  >」の「password」をダブルクリックし「text」に書き換えて「Enter」すると、パスワードが表示されてしまいます。
 結局のところは、見られてはいけないID、パスワードは決してブラウザに保存しないことでしょう。
 余談ですが、記事にあるFirefoxでの「マスターパスワード」、今まで知りませんでしたので設定してみました。確かに記事のとおりマスターパスワードを入れないと見えなくなりますが、何かにつけパスワードを要求され煩わしく、それでいて「要素の調査」は保護されません。

(※1) http://news.mynavi.jp/news/2013/08/08/054/index.html

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「シー」

 Skype中電話や来客があった時、サイトを開いて突然音が鳴り出した時などなど、咄嗟にミュートにしたり音量を下げたりしたい時があります。ボリュームコントロールパネルを開いて操作するのもまどろっこしいですから、ショートカットでさっとやりたいものです。
 そんな時、私には例のAutoHotkey(※1)の出番です。記述は以下です。
 #!down::        ;Volume_Mute ON/OFF
  Send,{Volume_Mute}
 return
 #up::          ;Volume_Up
  Send,{Volume_Up}
 return
 #down::        ;Volume_Down
  Send,{Volume_Down}
 return
 かくして、ビデオSkype時、Win + Alt + ↓ でミュートして、相手には人差し指を唇に当て「シー」です。

(※1) http://ahk.xrea.jp/

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今朝の三輪山

 寝苦しい夜からは開放されていますが、昼間は太陽の熱を痛く感じます。
 今日は広島原爆投下の日、そして明日は立秋、「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」へ季節は移ろいますが、暑いのに変わりはなさそうです。


今朝の三輪山

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壁紙

 先日のWindows7 ログイン時の壁紙の変更ですが、一つ忘れていることがありました。
 通常は下部にPCメーカーのロゴ、あるいは「Windows7」の文字が表示されますが、ちょっと鬱陶しく自分好みに変更したいですよね。同じ事を思う人がいると見えて、フリーソフトが作られています。Windows 7 branding changer(※1)です。
 やり方は至って簡単。サイトの説明通りやればOKです。かくしてこのPCでは当店ロゴでlet’s startです。

(※1) http://all-freesoft.net/system8/theme/windows7logonbrandingchanger/windows7logonbrandingchanger.html

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壁紙

 私のWindows7 PCでのちょっとした気晴らしは、壁紙の変更です。起動後の壁紙は今もCalen32(※1)を使っています。古いソフトですがWindows7でも動きます。カレンダーと本日から向こう一週間分の予定が表示でき、下手なガゼットより便利です。曜日ごとに切り替えのできる壁紙には、オリジナルの3DStereogramを表示しています。
 変更をするのは起動時の壁紙です。壁紙の画像はいろんなサイトで紹介されていますが、私の愛用はSMASHING MAGAZINEのDesktop Wallpaper Calendar(※2)で毎月1日に紹介されるその月のカレンダーのカレンダー抜きの壁紙です。
 壁紙の変更は直接でもできますが、フリーソフトWindows7 Logon Background Changer(※3)が便利です。直接変更する場合は、レジストリでHKEY_LOCAL_MACHINE/SOFTWARE/Microsoft/Windows/CurrentVersion/Authentication/LogonUI/BackgroundのOEMBackground値が「1」であることを確認して、表示する壁紙をbackgroundDefault.jpgの名前で、C:\Windows\System32\oobe\info\backgroundsフォルダーの同名ファイルと入れ替えます。
 壁紙の変更に合わせ、アカウント画像も変更するとスッキリです。私のモニターは古く今も1,024×768の解像度ですが、この大きさに合わせた壁紙の(448,290)を左上隅として 128×128サイズを切り抜き、bmpファイルとして C:\ProgramData\Microsoft\User Account Pictures\Default Picturesフォルダーに保存します。後は「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」→「画像の変更」で保存したファイルを選べば完了です。
 「なんだ無駄なことを」とおっしゃられるかもしれませんが、これだけのことでも「PCに使われている」気持ちから「PCを使っている」気持ちにちょっとはなれるものです。

(※1) http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/personal/se032471.html
(※2) http://www.smashingmagazine.com/tag/wallpapers/
(※3) http://www.julien-manici.com/windows_7_logon_background_changer/

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思い込みは怖いです

 AutoHotkeyで失敗をしてしまいました。
 私にはPCを操作する上でフリーソフトのAutoHotkey(※1)は欠かせない存在です。注文メールを受け取った時もその返信にどこかのサイト(すみません、出展が判らなくなりリンクを貼れません)から拝借の下記スクリプトを使ったりしています。
 :c*:hjh::
  Clipboard=本日(%A_MM%月%A_DD%日) 発送させていただきます。
  send, ^v{return}
 return
 :c*:mnh::
 ;現在時刻をUNIX時間に変換
 T = %A_Now%
 T -= 1970,s
  ;現在のUNIX時間から1日後を計算
  six += T + 86400
  ;1日後のUNIX時間をYYYYMMDDHH24MISS形式に
  S = 1970
  S += six,s
  FormatTime, TimeString, %S%, M’月’d’日’
  Clipboard=明日(%TimeString%) 発送させていただきます。
  send, ^v{return}
 return
 「hjh」とタイプすると「本日(8月1日) 発送させていただきます。」と記入され、「mnh」とタイプすると「明日(8月2日) 発送させていただきます。」となるわけですが、ある日「12月8日発送とはどういうことですか」とお叱りをいただきました。
 繰り返し使っているものですから、表示が正しくされているものと思い込んでいたのです。調べてみて始めて(考えてみれば当然なのですが)一度スクリプトのahkファイルを開くと、変数に代入した値をずっと記憶していることを知りました。解れば修正は簡単で上から9行目の次に
 six = 0
の一行を追加すればエラーからは解消されたのですが、思い込みっていうのは、今更ながら怖いと再認識です。

(※1) http://ahk.xrea.jp/

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