この夏、当店の事件は作業場のクーラー故障です。
年代物で良く持ったものだと思いますが、6月の最終週目前に電源が突然落ちてしまいました。作業場には3つの冷気吹き出し口があり、一つは単独の室外機、他の二つは一つにまとめた室外機で動いています。その後者がダウンです。それには電力会社の勧めで、今は名前すら聞かなくなったエコアイスが付いています。夜間の安い電力で氷を作り、昼間その氷でクーラーの冷媒を冷やすことで冷房能力を高め、省エネするふれ込みです。
相談の上、家電量販店に見積を依頼することにしました。相場が分からないので、二社に依頼をします。この時期混み合っていて現場確認に10日程待たされます。来てくれたサービスマンは室外機を見るなり、「これは業務用なので私の手に負えません。」 依頼内容が伝わっていなかったようで、この時始めて家電用と業務用では冷媒処理の免許が違うことを知ります。
7月半ば二社の見積が届きます。一社が約70万円、他社が約80万円、室外機とエコアイスの取り外しを加味すると110万円にもなります。しかも家庭用クーラー採用です。
これではとても予算にあいません。そこでメーカー直に依頼してみることにしました。なんと翌日下見に来てくれました。見積もその三日後。この差はなんなのでしょう。正直にこちらの予算を申し上げて、見積金額から予算に近い金額まで値引きをしていただき、発注です。
無事先月26日に工事が完了しました。やれやれです。その後今の猛暑を考えるとギリギリのタイミングでした。