災害からの復旧

 先の豪雨では甚大な被害が出ました。復旧に全力を上げていただいていますが、まだまだ先は長いようです。
 ここ奈良県では死者が一名出、大雨警報が出て学校は休校になったものの、心配された土砂崩れもなく影響は軽微でしたが、お中元時期真っ只中の我が三輪そうめん業界として思わぬ影響が出ています。
 お客様からご依頼いただいた商品の配達の遅延と、配達不可能地域への荷物の受け取り拒否です。大雨が収まりかなりの地域が復旧したものの、現時点で例えばヤマト運輸のサイト(※1)で見られる地域が荷受け停止です。
 被災した現地の状況を考えればこんな影響は微々たるものでしょうが、些細なことながら列島内で起こった災害を共有している気持ちにもなります。なんと言っても御見舞の品をお届けできないのが残念です。
 先のサイトでは、日々荷受け停止地域が減っています。荷受け停止でお預かりした品が、今日やっと受け取ってもらった、で復旧の進み具合を実感しています。

(※1) http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/info/info_180706.html

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今朝の三輪山

 かつてない多くの死者と不明者を出し、家屋の倒壊や2階までの浸水を引き起こした豪雨の後は梅雨明けで、今度は灼熱の太陽の下で復旧作業が始まります。自然は過酷で非情で辛辣です。しかし人々は立ち上がります。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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三角スケール

 家庭でよく使う道具の一つが、メジャーや定規です。長さを測ったり、直線を引いたり、紙を直線にカットしたりするときに必要です。
 私共では、商品の大きさに合わせ包装紙をカットするのに、定規をよく使います。1/2や1/4等は紙を半分に折ればカットする位置が見つかりますが、1/3となると、まず全長を測りそれを3で割ってその目盛りで紙に印を付ける等と面倒です。
 定規の一つに三角スケールというのがあります。断面が三角形の形をしていて各面に、1/100(1mを1cmで表す意味で普通の定規と目盛りは同じです)~1/600までの6種類の目盛りがきざまれています。製図や建築関係で縮尺図を書いたり、逆に縮尺図から実際の長さを測ったりするのに使います。これを使えば先ほどの1/3も、最初に1/100目盛りで全長を測り、その長さを1/300目盛りで印をつければ良く、簡単にカット位置が求まります。
 カッティングマットには1cmとか5cmとかの間隔でマス目が引かれていますので、これを利用すれば1/3も容易です。カットしたい辺の両端の間隔を3の倍数のマス目に合わせます(普通紙は斜めになります)。例えば12のマス目に合わせたとすると、端から4つめのマス目とカットしたい辺との交点が1/3の位置になります。
 包装紙の中央に商品を置いて包装したいときはどうでしょう(あくまでも例えで通常は大まかです)。先ほどの三角スケールの出番です。商品を包装紙の片側に詰めておき、商品からはみ出た包装紙の長さを1/100で測ります、その長さをこんどは包装紙の端から1/200の目盛りでの位置に商品の端が来るようにすれば商品は真ん中に納まります。
 三角スケールは他にもいろいろ使い道が考えられます。ただ難点は30cmの長さしかない点と、定規の様に端が0でないため物の端からの長さを測るのがやや面倒なことです。メーカーさん、両端が目盛りの両端という三角スケールを作られたら如何でしょうか。

 それでは三角スケールを使った問題です。ある一定の長さの間に同じ物を何個か等間隔に並べたい。どうすればよいでしょうか?

 三角スケールは一般の家庭では余り見かけません。でも使い道は案外と多いです。一つ常備されては如何でしょうか。

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PDF画像抽出ツール

 昨日紹介したのぼりとポスターの元ファイルは、市から送られてきたpdfファイルです。そのpdfファイル上の絵をスクリーンキャプチャーソフトで取り込み縮小して、ブログにアップしたのですが、その後「PDF画像抽出ツール」というソフト(※1)の紹介記事を見て、「これがあれば変な加工をしなくとも良いのでは」と早速試してみました。
 イメージとしては、ブログにアップした画像が保存される、だったのですが、驚いたことに出てきた画像は、
のぼりのファイルからは、

のぼりpdfからの抽出画像

そしてポスターファイルからは、
ポスターpdfからの抽出画像その1ポスターpdfからの抽出画像その2

です。

 どちらもpdfファイルに加工する前の制作時に使用した画像がそのまま抽出されています。どういう原理でこういうことができるのか不思議ですが、○に切り抜いたり、斜めにデザインしたりと、作成者の意図が見られて興味深いです。
 もし興味があれば、あなたもお試しあれば如何でしょう。

(※1) https://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se505491.html

お待ちしています

 先日紹介した三輪そうめんのイベント(※1)ですが、そののぼりとポスターが出来上がってきました。

三輪そうめんイベントのぼり  三輪そうめんイベントポスター

 当日はこののぼりが立ちならんでいる場所にお越しください。またポスターが貼られているお店は協賛企業ですので、そこでお求めいただければ、某らのサービスが期待できるかも知れません。
 お待ちしています。

(※1) https://miwaokina.com/blog/wordpress/?m=20180621

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今朝の三輪山

 今朝は画像サイズを少し長くしています。大神神社では大礼記念館を新設しています。工事が始まり大きなクレーンが動き始めています。後々のためこの「今朝の三輪山」でもその絵を残しておこうとの趣旨です。縮小しているので見にくいですが、右端にそのクレーンが確認できるでしょうか。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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したたかですね

 商品宅配の現在の大きな課題は、配送コストです。ヤマト運輸の過労働に端を発する宅配送料の値上げには、私共も影響を受けています。大幅な値上げで一部をお客様にご負担いただかざるを得ず、物量の低下は否めません。
 巨大なamazonともなれば、配送コスト負担は相当なものでしょう。でもさすがamazon、したたかです。独自に一から宅配業者システムを作り上げようとしています。宅配会社の起業を支援(※1)を読むと、自己資金1万ドル(110万円)を準備すれば、宅配会社を立ち上げることができるとの事。起業者は支援を受けられる上、物量もamazonに頼れますし、amazonにとってはいわば「子飼いの宅配業者」ですから、今回の根幹を揺るがすような事は起こり得なくなるでしょう。
 巨大企業なればこそなせる技で、羨ましい限りです。このプログラムがうまくいけば、今宅配を請け負っている業者も安穏とはしておれません。
 さて今後の展開と結果はどうなるでしょうか? 私はamazonの思惑はうまくいくと予想しますが、あなたは如何でしょう。

(※1) https://japan.cnet.com/article/35121682/