子供達にプログラミングを教える動きが広がっています。与えられたパソコン、与えられたソフトを使いこなすことは当然大事ですが、それだけでは新しい物は作り出せないと考える人が増えてきているからでしょう。とても良いことだと思います。
ただ仕組みや考え方、記述方法などを教え込むだけでは、ダメでしょう。それを何らかの形で使う環境作りが必要で、そうでなければそのとき限りとなってしまいます。
子供の時に覚えたものはなかなか忘れないのかも知れませんが、私事では、先日何年ぶりかで業務に使っているデータベースソフトで新しくプログラムを書こうとしたところ、全く忘れてしまっていて、解説書を引っ張り出したりネットで調べたりと、わずか30行ほどのプログラムに、丸2日も掛かってしまいました。
プログラミングに興味を持った子供は、自分なりに考えてそれを使おうとするでしょうが、広く広めたいのであれば、定期にしろ不定期にしろ何らかの課題を与えて常に使う環境作りが必要だと思います。