8県に乾杯

 人は興味を持っていないことはほとんど気に留めませんが、一旦興味を持つと小さな事でもアンテナに引っかかります。私の今は自転車です。
 と言ってもメカへの興味は無く、退職した人が高額な自転車を買って楽しんでいることなどには全く関心がありません。ところが自転車に関する社会環境については、興味中枢が反応します。
 その一つが先日の記事、2人乗り「タンデム自転車」 公道走行には多くの制限(※1)です。タンデム自転車に限らず、変わり種の自転車を遊園地など娯楽施設以外では見ることができません。記事から推測するに、これらの自転車全てに規制が掛かっているためでしょう。記事では視覚障害者が中心となって公道走行の規制解除を求めているとありますが、健常者でも楽しいに違いありません。
 幼児を乗せて走る自転車が危ないと、自転車構造への規定が定められましたが、もともとそれように作られた自転車があり、それらが公道を走れるようになれば、既成の自転車の強度を増すよりもずっと安全になることでしょう。自転車そのものに規制を設けるのでは無く、安全に走れる環境作りが本道ではないでしょうか。強いてはガソリンなどエネルギー消費の削減や医療費の削減にもつながることでしょう。
 タンデム自転車を認めている兵庫、愛媛、広島、宮崎、佐賀、長野、山形、新潟の8県に続く都道府県が増えればいいですね。

(※1) http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140817/ecc1408170710003-n1.htm

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