私は料理の「り」もできませんので、技術の難しさは判りませんが、料理をする人にとって、炒め物をする際、フライパンを振り上げて具材を返す「あおり」は、技量を示す技の一つのようです。失敗して具材を外に散らし失笑をかう映像をみると、「まだまだ素人」と言っているようです。
その「あおり」を簡単にできるフライパンアオレーパン(※1)が売れているとの記事を見て、これはアイデアだなと感心しました。具材をまとめれば飛ぶ方向が散らばらず、元のプライパンに収まるんですよね。単純なアイデアの方が、逆に人を感心させます。
これでプライパンを振るだけで均一に炒めたり、均一に混ぜ合わせたりできるのですから、料理好きの人はますます料理が好きになることでしょう。
でも「どうよ」と他人に自慢できたりするのは、普通のフライパンでしてみせる「あおり」なんでしょうね。料理をしない私が言うのもなんですが、このプライパンでこつをつかめば、普通のプライパンでもできるようになることでしょう。そのときは、大いに人前で「あおり」ができるのと供に、このプライパンはお蔵入りでしょうか。
(※1) http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/tyouri/ber-aore26.html