昨日読んだ記事で興味を持ったのが、Business Cultures of the World(※1)です。さすが翻訳を生業とするだけあって、日本語サイトがあるのがありがたいです。
世界15カ国のビジネス文化(マナー)が、「リーダーシップ & 意思決定」、「社交・付き合い」、「贈り物」、「面会・会議」、「服装」、「名刺交換」、「会話の話題」にカテゴリー分けして分析がなされています。
日本の「社交・付き合い」では、ちょっと古い気がしますが「カラオケ用に一曲歌える曲を用意しておきましょう」なんて憎いですね。「贈り物」では、やはり葬式や不運を連想させる物を避けるのが共通です。贈り主の前で開かない国があるのも、マナー上要注意です。
左利きの人が住みづらいのはインドネシア。左手で物を手渡したり受け取ったりは、失礼な行為だそうです。「時間厳守」は必然マナーと思いきや、イタリア、スペインでは、15分程度は問題外とのこと。時間にルーズな人の移住先候補です。
サイト右側の比較グラフもおもしろいです。「仕事がすべて」か「仕事は生活のため」かのライフワークバランスでは、同じアジアでありながら日本・中国と韓国が対照的です。
ビジネスマンの方は、一度目を通しておかれてはいかがでしょう。
(※1) http://gengo.com/ja/business-culture/