一昨日目に留まった記事は、なぜ渋滞時は追い越し車線のほうが流れが悪いのか 人間はアリにも劣る(※1)です。「渋滞学」との命名もにくいですが、スムーズから渋滞への臨界密度の算出方法も、もう少し知りたい気持ちになりました。
このような考察の時には、アリの隊列はよく取り上げられます。アリが「渋滞学」を学んだ上で行動しているとは思えませんが、結局は人間のエゴが渋滞を引き起こし、その点ではアリにも劣るとのこと。
この記事から、スバルのアイサイトが思い浮かびます。障害物の手前で自動停止するコマーシャルばかりが流れますが、前の車の速度に同期して一定間隔で走る機能もあり、全ての車にアイサイトがついていれば、自然渋滞も無くなり結局は目的地に早く着けるということになるのでしょうか。
エスカレーターの話も興味深いです。片側をお急ぎの方に譲るマナーも、混雑時には逆効果でむしろ両側を使ったほうが流れがスムースになるとのこと。かといって混雑時「渋滞学」を引っさげてエスカレーターの高速サイドに居座る勇気はありません。後ろから急いで来る人にぶつくさ言われそうです。
(※1) http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120728/ecc1207281356001-n1.htm