ぶりっじばんざい

 答え(9月25日分)
 

  K J 5  
9 6
K T 4
A 8 5 3 2
9 4 N Q 8 6 3 2
A T 8 7 4
W E  
Q J 3
Q 9 5 3 6
9 6 S Q T 7 4
  A T 7  
K 5 2
A J 8 7 2
K J
 

 パートナーは定石通り長いスートの4番目(フォースベスト)の7をオープニングリードをしてきています。「ルールオブ11」(11-7=4)で、7以上のカードはあなたと相手二人の合計で4枚と分かり(どうしてかは簡単な算数ですのでお考えください)、ダミーとあなたの手で3枚が見えていますからSには一枚と分かります。SはKで取りましたからSの手のハートには7以上のカードはもうありません。
 更にダイヤKを取り、10を返してきたのは明らかにフィネスですので、パートナーにはダイヤのウィナーがあるはずです。ダイヤでパートナーの手に入ったとき、すぐにハートを取ってくれればコントラクトはダウンに持ち込めるのですが、パートナーとしてはハートのQの居場所に迷うところです。あなたのJをSがKで取ったのですから、SにQは無いとも読めますがトラップかもしてません。パートナーは次にあなたからハートをリードしてくれれば確実だと思い、あなたへのエントリーを願って他のスートをリードするやも知れません。
 あなたのベストプレイはダイヤ10のリードに対してハートQを捨てることです。これでパートナーは何の疑問も持たず、ハートを取り切ることでしょう。