カーナビの利用で、道路地図を買わなくなりましたし見なくもなりました。車で出かける場合でなくとも、場所の確認や経路を地図帳で下調べをすることもなくなりました。ネット上の地図が経路や所要時間までも教えてくれるからです。
ネットの地図は別の面でもメリットを出しているようです。9月17日付けのasahi.comによると、54人の滋賀県職員が計638万円の通勤手当を不正受給していたことがネットの地図ソフトで判ったとのこと。自転車やマイカー通勤する際、通勤距離を通勤手当がおりる距離に合わせて水増し申告していたのが、ネット地図に住所を打ち込むことで不正摘発され、その額がネット利用以前より格段に増えたといいます。
記事によると「県人事課は『地図ソフトを活用するよう呼びかけている』」ともありますが、そんなこと以前の問題のように思います。こんな事で小遣い稼ぎをしている職員に県民の税金を預け、いったいどんな立派な県民サービスや運営が期待できるというのでしょう。
難いことはともかく、私もGoogle mapには随分お世話になっています。便利になれば成る程欲がでて、今は航空写真の詳細表示範囲がもっと広まればいいのに、と思っています。