自動ドア

 店の自動ドアがガタガタ音を立てるので修理に来てもらいました。寒い間だけで、昼間で暖まると音がしなくなるので不思議な故障です。
 自動ドアなどは一度取り付けると、頻繁に交換するものでなく、このドアも20年物、最近の自動ドア事情など知ることもなく、修理に来ていただいた人の話では、最近はトラブルに対する対処のための配慮や、省エネ配慮が進んでいるとのこと。修理が済んだ後、このドアでもできる範囲の事を調整してくれました。一つは指を挟み込まないよう全開手前での寸止め、一つは中の冷気や暖気を逃がさないように直前で人を感知して開けるように。(今は入ってこられる人の幅(言い換えれば横に広がった人数)で、開く範囲を加減するのだそうです。) 仕上げはドアに「指詰め注意」のシール。自分の不注意よりも機械のフェールセーフ機能を責める時代ですから、今の自動ドアはさぞかし進んでいるのでしょうね。
 帰り際に一言、「この自動ドアのモーター部分や制御器はもう造られていませんから、できるだけ大事に使ってください。」

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