新型コロナ禍のもとテレワークが進む中で、最近のテレビ放送も変更を余儀なくされています。毎日曜観ている「笑点」も一般視聴者を入れずスタッフや小道具さん達だけを相手とする無観客ですし、過去の作品を再度持ち出す番組作りです。ドラマもスタッフや俳優を集めて新規に撮影するのが「3密」で難しくなり、過去のドラマや映画の再放送が増えてきています。
多くの番組が制作手法として使っているコメンテイターを何人か集め、彼らのコメントのつなぎで放送時間を埋める番組も、スタジオではコメンテイターの座る間隔を空け、入りきれないコメンテイターはテレビ電話形式の出演です。
これらを観ていて思うのは、特に評判の良いものを取り上げているのでしょうが、過去のドラマの方が作りも良く面白いこと。「5G」の幕開けといえど、途中で映像が切れたりして通信回線がお粗末なことです。
テレワークの手法は、この機に応じてプログラムの不備も洗い出され一気に進んできていると聞きます。テレビ番組作りも、マンネリに浸っていたことから今回の事を踏まえ、別の様相へと進化していってもらいたいものです。災い転じて福と成せ です。