最近気になった記事が、「StandardToilet」(※1)です。トイレで長居しないように工夫された便器です。
前方に13°傾けると足に負担がかかり永くは座っていられないのだそうです。でもその開発のきっかけが気になります。
このところトイレに籠もり、仕事をサボる従業員が増えているとの記事を目にします。かつての年功序列から能力主義に給与体系が代わってきてから随分経ちますが、また旧体に戻っているのでしょうか。雇用の仕組みで、派遣社員であるとか、パートタイマーが増えてきているためかも知れません。記事によるとあのGoogleでさえ、従業員を監視するツールを開発しているというのですから、目に余るサボタージュ行為が増えているのでしょう。
でもそれが理由で手間暇掛けて新しい便器を開発し、費用を掛けて会社の既存品と取り替えてもらうというのは如何なものでしょうか。恐らくサボる人は立ったり座ったりして居続けることでしょう。問題は、なぜサボるのかの分析と、どう改善すればサボりを少なくしていけるのかでしょう。トイレの便器でそれが解決するとは思えません。むしろ真面目に働く従業員に不快感を持たせていまいそうです。
あなたはどうお思いでしょうか?
(※1) https://gigazine.net/news/20191219-standardtoilet-employees-productivity/