ウィンブルドンテニス、ご覧になっていましたでしょうか? フェデラーとセレーナ・ウィリアムスの優勝で決まりましたが、興味の一つは1セットに3回認められているチャレンジでした。
今まで審判の権威は絶対でしたが、人のやることですから間違いもあり、選手がクレームをつけるように時代は変わってきました。それを機械の目が補います。何台かのカメラで球筋や速度、方向を条件に計算した上で、ボールの着地マークを表示するのでしょう。ラインとボール着地マークとの微妙な関係で、アウト、インが判定され、観衆からどよめきが起こったりします。
サッカーでもこのほど、ボールがゴールしたか否かの判定を機械ですることを認めたようです。しかし審判の権威は汚したくないようで、主審の付ける腕時計型受信機に送信し、主審が判定を下すようです。
特に大リーグがそうであるように、審判を見方につけるか敵に回すかも選手の技量の内と、そのことに興味を持つむきもありますが、センサー技術が発達した今、誰もが納得する判定で公正にゲームが進行するのは、観衆としてもわだかまり無くプレやーの技能に集中できます。
サッカーでもやるなら、もう一つ、オフサイドの判定もやって欲しいですね。
ペンは剣なり?
ペンは剣なり?(※1)のタイトルはなかなか良いですね。税関で差し止められまだ日本に入っていないので目にしていないボールペンですが、材質の硬さやその形状から、「武器」との判断を私は至極当然だと思います。空港検査であれほど厳しいアメリカで認められていること自体が、不思議な気がしないでもありません。はさみなどと同様、空港では預かり品となるのでしょうか。
ただ記事中の4品の内、一番下のものは、材質を除けは普通のボールペンのようです。考えてみれば普通のボールペンでも武器となりうるので、どこまでが武器でどこからが事務用品かの区別は意見が分かれることでしょう。
「ここにサインをお願いします」と差し出したボールペンで、「金を出せ」と脅されるコントが思い浮かびます。氷柱が凶器となるのは推理小説のひとつのネタですが、そこらに転がっているボールペンが凶器だったとの話も出てくるかもしれません。
(※1) http://www.asahi.com/national/update/0701/NGY201206300053.html?ref=rss
計画停電
再び関西電力から計画停電のお知らせが届きました。前言を翻し、自宅の区域は計画停電を行いません、という案内です。結構なことですが、工場も自宅も同じ「桜井市芝」という地区なのにどうして自宅は対象外? と訝ります。
思い当たるのは、小学校が自宅前にあることぐらいですが、学校ならもうすぐ夏休みに入るのだからその必要も無いのでは、と新たな疑問も湧いてきます。
理由はどうあれ、昨年関東での計画停電の際、偉い代議士さんがお住まいになられる地区は対象外であったという話に比べれば、随分安心できる話です。
計画停電
先週までに関西電力から計画停電のスケジュールが葉書で届きました。我が地区は1-Hのグループで、明日7月3日から9月7日まで、土日祝日を除き毎日、時刻を2時間づつずらせた2時間半の第1時間帯から第6時間帯を順に繰り返すスケジュールです。
関東の方は昨年既に経験されているでしょうが、ここ関西では始めての経験で、仕事をしている身なればなお更作業への影響が心配です。
反対意見の多い中、大飯3号機の再稼動が認められ今朝方臨界に達したそうですから計画転電の頻度は減ることでしょうが、全く無いとはいえません。万一電力使用量が99%を超え計画停電を実施する場合には「お知らせメール」が届くようなので、早速申し込みました。不安を抱えながらその時間帯を過ごすよりは、事前に分った方が準備もできるでしょう。
仕事柄、私共にとって暑い夏は好ましいのですが、今年ばかりはちょっと複雑です。ご注文いただいた品の発送作業に支障をきたさなければ良いが、と願うばかりです。
観光立県
福岡市はやりますね。公衆無線LAN 『Fukuoka City Wi-Fi』(※1)構想を立ち上げ、拠点も次々と拡充しています。観光を売りとする我が奈良県は何をしてるのか、と言いたくなります。
これからは、観光客への利便性なくしてもはや観光地とは呼べなくなってしまうでしょう。博物館などで、携帯端末を貸し出しイヤホーンでガイドするのはそのはしりでしょうが、今は誰もが携帯端末を持つ時代です。端末を貸し出す特定の場所でないとガイドを受けられないのに比べると、観光客へのサービス向上は計り知れません。個々個々ではなく組織だった観光案内プログラムも策定でき、アクセス分析により、お客様からいろいろな情報が得られ、それをまたサービス向上に役立てられます。
費用の面も、観光関連のショップからの賛助費が大きな助けとなるでしょう。お寺を見学していて、「この近くのどこかで食事をしたいな」となればすぐに表示で見れますし、「お土産は何がいいかな」にも「こんなお店やこんなお店で名物○○がありますよ」、 便利ですよね。
ガイドブックを手に観光の時代から、特に何も持たず普段使いの携帯端末があればよい、の時代へ。我が奈良県、頑張ってほしいと思います。
(※1) http://www.city.fukuoka.lg.jp/wi-fi/
電話機
日曜日の朝、3時、4時、二回電話の呼び出し音で目を覚ましました。それも一度呼び出しては切れる通称ワンギリです。今もこんな無駄な商法をやっているのでしょうか。機械がやるのですから手間も掛からないしお金も掛からずダメもとなの
でしょうが、日曜日ゆっくり朝寝をしたい者には大迷惑です。そこでこんな電話機はできないものでしょうか。提案です。
電話が掛かってくるとすぐに自動で受話器を取り、「こちら○○です。今呼び出しています」と応答します。そのまま相手が回線を繋いでいる状況であれば、呼び出し音がなり続け、通常通り受話器を取って話し始めます。もし相手がすぐに切れば、呼び出し音を出すことなくこちらも切断します。
こんな電話機があれば、間違い電話を掛けてきて、こちらが名前を告げると謝りの一言もなくプツンと切るやからに気分を害することも無くなるでしょう。
スタートアップ
Intelが盛んに宣伝し、PCメーカーが新商品を展開するUltrabook、起動の早さが一つの売りですが、次々に新しいPCへの買い替えなどできず古いPCを使い続ける私には、その起動速度の低下が問題です。
「WindowsPCの高速化」で調べると、まずはスタートアップでの常駐プログラムの整理が揚げられています。それに従って今はDropboxもスタート時には起動しないようにしていますし、ほとんど使わないのでlet’s noteの特徴の一つのホイールパッドユーティリティもチェックをはずしています。
最近、このmsconfigから設定するスタートアップは、PC起動時に実行されるものの極一部で、別に全てを網羅した調整ツールがあることを知りました。Autoruns(※1)です。
これを見ると、先に外したはずのDropboxも他にいろいろな関連ファイルが起動されていることが分ります。私は怖くてsystemフォルダー内の項目はさわれませんが、詳しい人なら使いたい機能に絞って更に簡略化できることだろうと、知識のなさを悔やみます。
マイクロソフトは他にもいろいろツールを準備していて、ユーティリティ インデックス(※2)にまとめられています。詳しければ利用してさくさく動くようになるのだろうと、これまた残念です。
(※1) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb963902
(※2) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb545027.aspx
接客
ノートブックのディスプレイはきっちり70度(※1)を読んで、Appleはここまでやっているのかと感心しました。
これを書いているCarmine Gallo氏はAppleに関する著書THE Apple EXPERIENCE(※2)を出していて、この記事を見てこの本を読んでみたくなりました。ただ英語ですのでちょっと私にはハードルが高いです。このサイトでも一例として二人の店員AlbaとJessicaの接客が書かれていて、これだけでも興味深いです。
頭の中では解っていても、とっさの接客ではお客さんのPuttyの立場に立たず皆Albaになってしまうかもしれません。小さいながらも小売も営む私共には、参考になりますし何より日頃の訓練が必要です。
(※1) http://japan.cnet.com/news/business/35018259/?ref=rss
(※2) http://9to5mac.com/2012/03/30/weekend-reading-the-apple-experience-by-carmine-gallo-excerpt/
企業理念
えっ、海外から電子書籍を買うと消費税ゼロ!?(※1)を読んで、その実態を初めて知りました。気になったのは、『楽天など(中略)が、海外ネット大手と競争条件をそろえるため、海外拠点からの配信の検討に入った』という一文。
以前『金儲けをして何が悪い』と捨て台詞を残した方がおられました。この件も他人がやるならうちもやる的発想で、本来この業界をリードする大企業ならば、まだ不完全ながらEUが抜け道をなくそうと法整備をしていることを参考に、日本でも政府に法整備を働きかけるのが筋でしょう。先の方となんら変わらないようで、いささか失望です。
そういえば、社会的に成功を収めた企業は、その利益の一部を何らかの形で社会に還元をするが企業理念で、そのような企業も多々ありましたが、今はそんな企業も少なくなったようですね。
(※1) http://diamond.jp/articles/-/19887
ノーベル賞
今年のノーベル賞(※1)の賞金が20%減額されるそうですね。
現在の経済状況から運用益を出すのが難しい状況ですのでやむをえないことだとは思いますが、世界に冠たる賞のこの決定は、私には残念です。運営費がどれくらい掛かっているかは知りませんが、この賞に携われるならば経費も惜しまない方が多くおられるのではないでしょうか。もともとノーベルが全財産を委託して始まった賞ですから、運営に当たってもそのノーベルの意思は受け継がれるべきです。
現在そのような運営がなされていてなおかつという事であれば致し方のないことですが、来年の金額は未定だと、まるでそのときの相場で決まるかのような報道で、私の中では随分イメージダウンです。
「お金ではない名誉だ」と言われればその通りですが、イメージダウンはぬぐえません。ノーベルはどう思うでしょうかね。
(※1) http://ja.wikipedia.org/wiki/ノーベル賞#.E9.83.A8.E9.96.80