観光立県

 福岡市はやりますね。公衆無線LAN 『Fukuoka City Wi-Fi』(※1)構想を立ち上げ、拠点も次々と拡充しています。観光を売りとする我が奈良県は何をしてるのか、と言いたくなります。
 これからは、観光客への利便性なくしてもはや観光地とは呼べなくなってしまうでしょう。博物館などで、携帯端末を貸し出しイヤホーンでガイドするのはそのはしりでしょうが、今は誰もが携帯端末を持つ時代です。端末を貸し出す特定の場所でないとガイドを受けられないのに比べると、観光客へのサービス向上は計り知れません。個々個々ではなく組織だった観光案内プログラムも策定でき、アクセス分析により、お客様からいろいろな情報が得られ、それをまたサービス向上に役立てられます。
 費用の面も、観光関連のショップからの賛助費が大きな助けとなるでしょう。お寺を見学していて、「この近くのどこかで食事をしたいな」となればすぐに表示で見れますし、「お土産は何がいいかな」にも「こんなお店やこんなお店で名物○○がありますよ」、 便利ですよね。
 ガイドブックを手に観光の時代から、特に何も持たず普段使いの携帯端末があればよい、の時代へ。我が奈良県、頑張ってほしいと思います。

(※1) http://www.city.fukuoka.lg.jp/wi-fi/

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