元日の我が家の行事は、家族揃っての初詣です。神社はもちろん氏神様でもある大神神社です。
今年は朝から雨が降ったり薄日がさしたりとあいにくの天候。車では10分とかからない距離ですが、初詣の車列で身動きできない状況は承知ですので、田舎道を通って徒歩でのお詣りです。
今年は雨を避けて午後2時前に出かけたためか、普段は遭遇しない狭い道に入り込んでくる車に何度も立ち止まって道を譲ります。参道に出ると人混みです。去年に比べるとやや人出は少ない印象ですが、拝殿前は密集で賽銭箱まではたどり着けず、賽銭のコインが人混みの頭上を飛び交います。
古い札を収め、新しい縁起物を手に帰途につきます。今年の願い、大勢の初詣の人々それぞれの願いの中で聞き取っていただけたでしょうか。今年が良い年になりますように。
ご挨拶
今年もよろしくお願いいたします。
今朝の三輪山
今年最後の「今朝の三輪山」です。大神神社では、午後9時には拝殿前が人でごった返し、年をまたいでの繞道祭(にょうどうさい)(※1)が執り行われます。大松明の移動とともに、人々の群れは初詣のにぎわいへと連なっていきます。
今朝の三輪山
(※1) http://www.oomiwa-seinenkai.com/nyoudousai.html
割り切れるか否か
朝日新聞を購読の方はお読みになったでしょうが、昨日の算数に関する小欄に、ある大きな数が1~9の数字で割り切れるかどうかの判定方法記事があり、私が知らなかった手法が書かれていました。ちょっとメモっておきます。
1~9のうち、2,3,5などはよく知られていて常識化していますが、7はちょっと厄介です。その前に8については、下三桁が8で割り切れるかどうかがよく知られた判定方法ですが、今までその通り8でその三桁を割っていました。でもこの記事では、100位の数字を四倍し、下二桁の数との差が8で割り切れるかどうかで判定。スマートですね。
7については、100位以上の数(つまり下二桁を取り去って)x2,それに下二桁を足す。結果が三桁以上なら、その結果に同じことを繰り返す。最終的に出た数が7で割り切れるかどうかで判定できます。他の方法に比べ鮮やかです。実際のところでは、いきなり7で割ってみるのが結果が早く出そうですが。
持つべきは良い道具
Adobe Photoshop CS6 Extended の体験版を使ってみて、さすが持つべきものは良い道具だなとの思いです。そこでIllustrator CS6 も体験してみようかとダウンロードサイトを探しましたが、見つかりません。バージョンが買い取りではなく毎月支払いのCCになり、旧バージョンのCS6サイトは閉じられたようです。
CC にも体験版はありますが、プロならばともかく、清水の舞台から飛び降りるには、どの懐を探っても間に合いません。私と同様、旧バーションのCS6 体験版を探しておられる方もおられることでしょう。
探せば見つかるものです。Phpnuke Programs(※1)にありました。希望のプログラムをクリックし、「FREE DOWNLOAD」をクリック、右側のMirror 1 からsetup.exeファイルがダウンロードできます。
かくして今、Illustrator CS6 を試しています。今のところPhotoshopほどの感動がないのが残念です。
さて、購入するかどうかになると微妙です。たまにしか使わない者にとっては、コストパフォーマンスが悪すぎます。結局はフリーソフトのGIMP(※2)や、Paint.Net(※3)、ベクターではInkscape(※4)を使い続けることになるのでしょうね。
(※1) https://downloads.phpnuke.org/en/search-results?q=cs6
(※2) http://www.forest.impress.co.jp/library/software/gimp/
(※3) http://www.forest.impress.co.jp/library/software/paintdotnet/
(※4) http://www.forest.impress.co.jp/library/software/inkscape/
ブラウザの画面
「究極のデスクトップ」などと銘売ってデザインされたデスクトップ画面やスマートフォンのホーム画面が紹介されたりします。それに対抗するわけではありませんが今日は私が使用しているブラウザの画面を紹介します。
(クリックで拡大)
Firefoxブラウザです。検索窓もなければURL表示欄もツールバーもFirefoxのロゴさえもありません。タブはおなじみの「_□x」と同列です。縦長のサイトであっても、スクロールバーは表示されません。ディスプレイは10年は経過する1024x768の解像度ですから、目一杯の表示が目的です。目の衰えで日頃は目に優しい左の黒画面で使用しています。ショートカットで通常画面とのの切り替えができます。
このために、Vimperator、Stylish、Iconic Firefox Menu、Blank Your Monitor+Easy Reading、四つのアドオンと、userChrome.css のスタイルシートを適用しています。
これで「通常操作ができるの」と疑問を持たれるでしょうが、そこがVimperatorの良いところ、すべてキーボードでできてしまいます。「こんなことに時間を割いて」と自分でも馬鹿だと思いますが、調べてやってみるのは楽しいものです。
合法化、是か非か
南米ウルグアイの上院で可決されたマリファナの製造・販売を合法化する法律、ちょっと考えさせられます。
目的は、麻薬の密売で力を増大させるマフィアに壊滅的な打撃を与えるため。アメリカの禁酒法時代、マフィアが新たな収入源を得て反映したことと重なりますが、影響は雲泥の差です。
量は制限されますが、届け出れば誰もが栽培でき、しかも誰もが使用できるのですから、思惑通り価格は下がりマフィアの収入源は絶たれます。が、必死に食い止めようとしている周りの国々は大迷惑です。
マリファナの影響については詳しくは知りませんが、誰もが使用するようになると、恐らく国民の生産性は低下し、医療費が増大することが予想されます。法を犯してまでの使用に対する保障は厳しく問われないでしょうが、国として認める以上、保障は当然です。
アルコールに関して、人個々で律することを学んでいる現代では、禁酒法は悪法とされています。国民の過半数は反対ですので、法が施行されるかどうかはまだ分かりませんが、マリファナの合法化、吉と出るか凶と出るかは、後々の時代が評価することでしょう。あなたはどう思われますか?
カラーリング
いつもお世話になるインターネットのウェブサイト、運営者は他にはない特徴や見た目の綺麗さで人を引きつけようとします。そこで登場するのがサイトデザイナー。各項目の効果的配置やサイト訪問者を上手に導く工夫されたリンクなどなど。「フラットデザイン」や「ロングシャドウ」など、時の流行も取り入れます。
そして大事なのがカラーリング。同系色で落ち着いた感じを出したり、その逆に目だ立てる配色をしたりなど。配色でそのサイトのイメージが一段とアップします。
ところがそのようなイメージアップを主眼としての色の選択とは全く別の観点から、このカラーリングを考えようとの動きもあります。色覚障害者に優しい色の選択です。障害を持たない人にとっては別の色でも、障害者には同じ色に見えてしまいます。極端な話、背景色と文字色が同じに見えては、一体何が書かれているのかもわかりません。
今デザインを業とする方々の内、どのくらいの方がこのことを意識してデザインをされているのでしょうか。サイトデザイン評価の項目にこの事柄も入れるべきだと思います。
無花粉
花粉症は今や国民病の一つです。私も時代にマッチした栄えある病人の一人です。肝臓病を患ったこともあり、花粉症に関する薬は一切使っていませんので、春先は人一倍頭痛の種です。
戦後、荒れ果てた山に杉や檜を植林した人たちは、今の病因となることを知るよしもなかったでしょう。しかし生き物には必ず変異があり、無花粉の杉も檜もすでに見つかっています。それらを栽培して増やそうとのニュース(※1)がやっと出てきました。
ただ今の木々がそれらと置き換わるには、何十年いや何百年とかかることでしょう。薬やバイオ技術など、直接生体に働きかける技術との先陣争いになるかもしれません。今の急激な技術革新からして後者に軍配が上がりそうですが、私の「自然のままが良い」観点からは、前者の実現が好ましいですね。
(※1) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131211/biz13121110330004-n1.htm
死海
会社勤めの頃の思い出の一つが、死海に行ったことです。学会の会議で、同時に開催されるいくつかの講演会に出て、その内容をレポートにまとめる目的でイスラエルのエルサレムに出張した時のことです。
一週間の会議の内の休みの一日、同業他社からの同行者数人と車を借りて死海へと向かいました。途中何回か軍人の検問にパスポートを提示し、海抜0メートルの標識を過ぎてさらに下っていきます。
到着した死海にあったのは、当時は着替え用の小屋と、脇にぽつんと立つシャワーポールだけでした。「本当に浮くの」の疑問を持つまでもなく、泳ごうとしてもおしりがプカッと浮き上がり泳げたものではありません。「塩分で目を痛めるから絶対に顔を水に浸けては駄目」の注意を守ります。同行の一人はあらかじめ傘と新聞を準備し、観光ガイドの写真よろしく、上向きで足を投げ出して浮きながら傘を差したり、新聞を読む振りをしたりと茶目っ気です。
その死海も、生活用水として流れ込む河川の水が使われ、枯渇の危険性が叫ばれてしばらくたちます。ニュース(※1)によるとやっとその対策案がまとまったようです。紅海からパイプラインで水を引く壮大な計画です。
もう一度行けることはないでしょうが、貴重な自然のなせる光景を残せることはとても良いことです。誰もが気軽に行けるよう、あの地域の政情不安が払拭されることが、その前提ですが。
(※1) http://sankei.jp.msn.com/world/news/131210/mds13121013200001-n1.htm