合法化、是か非か

 南米ウルグアイの上院で可決されたマリファナの製造・販売を合法化する法律、ちょっと考えさせられます。
 目的は、麻薬の密売で力を増大させるマフィアに壊滅的な打撃を与えるため。アメリカの禁酒法時代、マフィアが新たな収入源を得て反映したことと重なりますが、影響は雲泥の差です。
 量は制限されますが、届け出れば誰もが栽培でき、しかも誰もが使用できるのですから、思惑通り価格は下がりマフィアの収入源は絶たれます。が、必死に食い止めようとしている周りの国々は大迷惑です。
 マリファナの影響については詳しくは知りませんが、誰もが使用するようになると、恐らく国民の生産性は低下し、医療費が増大することが予想されます。法を犯してまでの使用に対する保障は厳しく問われないでしょうが、国として認める以上、保障は当然です。
 アルコールに関して、人個々で律することを学んでいる現代では、禁酒法は悪法とされています。国民の過半数は反対ですので、法が施行されるかどうかはまだ分かりませんが、マリファナの合法化、吉と出るか凶と出るかは、後々の時代が評価することでしょう。あなたはどう思われますか?

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