クラウド

 Simplenote(※1)はお使いでしょうか。以前、ちょっとしたメモを書き留めて置くのに、このSimplenoteを多用していましたが、ネットに置くことに不安になることがあり、その後はPCに保存するように、日記ソフトwDiary(※2)を使っています。
 先日、ちょっとしたことが思い出せず、メモを探したのですが見当たりません。ひょっとしてとSimplenoteを見てみると見つかりました。どのPCからでも参照できるネット上のデータならではです。それ以来またSimplenoteを使い始めました。
 Simplenoteで気に入っているところは、エディターのvimにSimplenote.vim(※3)プラグインを入れれば、ブラウザを起動すること無く、新しく書き込んだり、リストを読み込んで手直ししたり削除したりがエディターだけでできることです。
 KaoriYa版vim(※4)では文字化けが起こりますが、それも文字コードをutf-8に変更することで、解決できます。
 PCも複数台、それにタブレットと端末が増えてくると、データの置き場所は、どこからでもアクセスできるネット上のクラウドにどんどん変わっていくのが実感です。でも不安は残りますので、内容に応じPC内と外、使い分けることにします。

(※1) https://simple-note.appspot.com/signin
(※2) http://www.cc9.ne.jp/~pappara/wdiary.html
(※3) http://namaraii.com/archives/18565
(※4) http://www.kaoriya.net/software/vim/

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世界のビジネスマナー

 昨日読んだ記事で興味を持ったのが、Business Cultures of the World(※1)です。さすが翻訳を生業とするだけあって、日本語サイトがあるのがありがたいです。
 世界15カ国のビジネス文化(マナー)が、「リーダーシップ & 意思決定」、「社交・付き合い」、「贈り物」、「面会・会議」、「服装」、「名刺交換」、「会話の話題」にカテゴリー分けして分析がなされています。
 日本の「社交・付き合い」では、ちょっと古い気がしますが「カラオケ用に一曲歌える曲を用意しておきましょう」なんて憎いですね。「贈り物」では、やはり葬式や不運を連想させる物を避けるのが共通です。贈り主の前で開かない国があるのも、マナー上要注意です。
 左利きの人が住みづらいのはインドネシア。左手で物を手渡したり受け取ったりは、失礼な行為だそうです。「時間厳守」は必然マナーと思いきや、イタリア、スペインでは、15分程度は問題外とのこと。時間にルーズな人の移住先候補です。
 サイト右側の比較グラフもおもしろいです。「仕事がすべて」か「仕事は生活のため」かのライフワークバランスでは、同じアジアでありながら日本・中国と韓国が対照的です。
 ビジネスマンの方は、一度目を通しておかれてはいかがでしょう。

(※1) http://gengo.com/ja/business-culture/

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今朝の三輪山

 前線の影響で各地に被害をもたらす局地豪雨でしたが、昨日今日また晴天と暑さが戻ってきました。立秋も過ぎ、のし紙の記述は「暑中御見舞」から「残暑御見舞」に変わりましたが、言葉通りまだまだ暑さは続きます。


今朝の三輪山

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訴訟社会

 長いお盆休みも済みました。お休み中は帰省した孫娘の歌う「アナと雪の女王」の主題曲を堪能させていただきました。一緒に持ち帰ったDVDも供に観て、同時収録の予告編に、ディズニーの大ヒット作「アナと雪の女王」が著作権侵害訴訟に直面(※1)の記事が思い浮かびました。
 記事を見たときには内容も確かめず、「さすが訴訟社会のアメリカ」と思っただけですが、このDVDを観たのを機に、訴訟元の「The Snowman」(※2)を観てみると、雪だるまが鼻のにんじんを池一面に張った氷の上に落としてしまう、対岸から獲ろうとする動物に盗られまいとする雪だるま、競い合ってにんじんは動物の手に、でもにんじんは雪だるまの鼻に返される、との展開は類似しています。
 ディズニーの制作スタッフがこの「The Snowman」を観ていて頭の隅にストーリーが残っていたのかいなかったのかは分かりませんが、まさか予告編で訴えられるとは思わなかったことでしょう。訴える方も、これほどの大ヒットで無ければ、内々で済ませたかもしれません。いや、やはり名を売る絶好の機会、しかも勝算は十分、とくれば後はまっしぐらだったのかも。
 著作権は十分守られねばならないのは当然ですが、訴訟社会、どこに落とし穴があるか分からず怖いですね。

(※1) http://gigazine.net/news/20140812-frozen-trailer-copyright-infringement/
(※2) http://vimeo.com/52869137

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試み、失敗の巻き

 今興味を持っていること。それはchromebookです。個人用の2台目のPCは、ブラウザにつながりちょっとした仕事もこなせればそれでいいかな、と思ったりしています。起動が速く3万円程度で手に入るのですから、私には願ったり叶ったりです。でもやはり気になるのが、使い慣れたWindows用ソフトが使えなくて大丈夫かなということ。
 そこでバーチャルで試してみることにしました。仮想化ソフトには、Vmware Player(※1)を使用し、そこにChrome OS(※2)を入れます。事前にいろいろネットで調べましたので、導入から起動まではスムーズに済みました。ところが私のPCでは動作が遅く、いろいろ試してみる気にもなりませんでした。やはりPCは早くなくてはなりません。
 あるサイトには、「3万円程度で手に入るので買って試してみるのが手っ取り早い」の意味のことが書かれています。私の懐でそれができれば良いのですが・・・・。

(※1) http://www.infraeye.com/study/linux1.html
(※2) http://chromeos.hexxeh.net/

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vim プラグイン

 仕事の方は昨日からお盆休み、のんびりブラウザで「vim」を検索していると、wildfire.vimでVim力を下げる(※1)なる記事を見つけて、早速プラグインを入れてみました。
 今まで例えば「vi”」で「”」で囲まれる範囲をビジュアル選択をしていたのが、「Enter」一発ででき、元々のキー操作を忘れてしまいそうですが、便利です。
 私のように本当のvim使いではなく、このブログの原稿書きなどでvimを勉強しているようなものにとっては、日本語でも使えたらさぞ便利でしょう(いや分からないだけでやりようがあるのかも)。
 「こんなことできれば便利だろう」といろんなプラグインを作って下さっていますので、ついついその便利さにはまってしまうのですが、Firefoxのアドオン同様だんだん初回の起動が遅くなるのが悩みです。古いPCを使っていて速度も遅いですから、そろそろプラグインの整理が必要かもしれません。でも便利さに慣れるとなかなか踏み切れません。贅沢生活と同じですね。

(※1) http://hail2u.net/blog/software/vim-wildfire.html

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今朝の三輪山

 台風一過、晴天と思いきや今朝は朝から雨です。前線が南下している影響とのことですが、立秋が過ぎたとはいえまだまで暑いこの時期に前線が停滞することなどあったでしょうか。今年の気候はちょっとへんです。


今朝の三輪山

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アイダホストップ

 サイクリストと呼ぶにはほど遠い私ですが、週末だけでも自転車に乗ると、読んだ当初は分からなかった赤信号でも自転車に通行を認める「アイダホストップ」でかえって事故が減るのはなぜか?(※1)に記されている理由が、少し分かる気がします。
 歩いている場合には動作が緩慢ですので、自動車は人に気づきあらかじめ危険を予知して対処をしてくれますが、自転車では動きが速いため、急な進路変更などに自動車は対処できません。自転車に乗ると、このことはあらかじめ分かっていますから、歩いているとき以上に車に対して注意を怠りません。赤信号でも、歩行者・自動車・バイクが見当たらない場合、自転車は一時停止標識にもかかわらず速度を落とした徐行状態で交差点を通過することができるとなれば、なおさら普段から周囲に気をつける習慣が身につくのではないでしょうか。
 逆に人は、強いものには警戒心を覚えますが、弱いものには無頓着なところがあり、自転車では、歩行者への配慮が怠りがちです。人にぶつかっても自分にはたいしたダメージがないとの潜在意識なのでしょう。気をつけねばなりません。
 「アイダホストップ」は元々の発想がエネルギー効率の様で、自転車が絡む事故の撲滅の意味ならば、オランダやデンマークのように自転車道を整備するのが本道でしょう。日本でもそうなれるのかどうか、自らのちょっとした変化で、今まで気にも留めなかったことが気になります。

(※1) http://gigazine.net/news/20140519-idaho-stop-for-cyclist/

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学校教育へのPC導入

 学校教育にノートPCやタブレットを導入するケースが徐々に広がっていますね。そんなとき、中学生全員にノートPCを配布した結果、何が起きたのか?(※1)の記事は、事前計画の重要性の参考になります。
 物の大切さを教える日本の教育(今はだいぶ変わってきましたが)からは、毎日のようにやってくる修理依頼に辟易することは無いかもしれませんが、無償配布では、物への愛着が薄れるかもしれません。性能が低くクラッシュしたりソフトの立ち上がりに20分もかかる場合があるなどは、当初の計画での技術力のなさでしょう。
 ポルノサイトやオンラインゲームサイトにアクセスできないようにするガードソフトも、「12歳のハッカー」にかかればなんの役にも立たず、掲示板で広がったそうです。現代のパソコン世代の子供達を侮ってはなりません。扱いに掛けては教師よりも上かもしれません。
 結局行政からの補助金の終了と供に、全品を回収したとのこと。この数年間の成果報告は、どんな内容だったのでしょう。これから導入をお考えの教育機関の方々、緻密な計画が必要です。まず物ありき、使い方は後から付いてくるでは、この場合話になりません。

(※1) http://gigazine.net/news/20140731-give-note-pc-all-student/

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アドワーズ

 検索サイトの収益源はアドワーズの広告費です。企業の広告効果は、不特定多数を相手にするよりも、自社商品に関連する言葉で検索をする人を対象とした方がずっと高く、それを狙って効果のある検索語にお金を出して自社サイトを宣伝します。より上位に表示をするために、他企業との価格競争ともなります。
 通常は明らかに商品との関連のある言葉なのですが、時にはその時点で多くの人が検索を掛けてくると予想される検索語を購入する場合があり、今回その事例が批判の対象となりました。
 検索語は「マレーシア航空」です。いくら保険会社で何らかの関連があるとはいえ、「生命保険を見直してみては」との内容は、被害者やその家族の心情への配慮を欠いた宣伝です。撃墜事件とは直接、間接にも全く関係の無い多くの人も、それをえさに自社宣伝をする行為そのものに、不快感を覚えることでしょう。
 謝罪に追い込まれたとのことですが、当然のことといえます。でも本質は企業体質でしょう。企業体質、今回の謝罪で変わるでしょうか? 私には疑問が残ります。

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