口述筆記

 Google Home の話題の際「口述筆記ができればいいのに」と述べましたが、スマートホンをお持ちの方は既に経験済みの方もおられることでしょう。もちろんPCでも可能で、音声入力で文章を自動入力(※1)を参考にやってみました。
 記事にあるごとく、認識能力はたいしたものです。一度間違えて漢字変換をしたものを、すぐに自ら修正したりします。言葉を掛けるだけで文字となり、それを印刷すれば書類ができあがる。まるで専用お抱え秘書持ちの重役になった気分です。でもまだ手放しでというわけにはいきません。キーボードの上に手を置いておく必要があります。なぜなら句読点の挿入や改行が、まだお抱え秘書のようにはいかないのです。

 やっている途中、周りに人が居る状況ではちょっと気恥ずかしいです。なにせ一人でぼそぼそと語りかけているのですから。そこで自宅で一人の時にやろうと、マイクを注文しました。今日届きます。またまた遊び道具が増えました。このブログも前日に記事が書けているかも知れません。

(※1) https://allabout.co.jp/gm/gc/471180/

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拡張機能(アドオン)

 ブラウザに firefox や chrome を使い始めたのは、拡張機能(アドオン)があるからでした。今では、chrome を例に取ると、AutoPagerize(※1) 、Adblock Plus(※2) 、LastPass(※3) 、Stylish(※4) 、Scrollbar Customizer(※5) 、cVim(※6) 、Instapaper(※7) 等々 url欄にはびっちりと拡張機能のアイコンが並んでいます。
 いずれもが紹介記事を見て入れたもので、一から自分で探してとなると、どんなものがあるかも分からず厄介です。
 Lifehacker(※8)に、Best of Chrome(※9)の紹介記事があり、暇にまかせて自分で探してみることにしました。
 拡張機能、あるわあるわ。いくらページスクロールをしても最後までいきつきません。中には、Lean Japanese,Hioragana,Katakana,Kanji というのがあるかと思えば、Leaning English with Elight があったりで、こんなものまでとつられて先に進みますが、結局は途中で探すのを諦めました。でも3つほど使えそうなのがあって今お試し中です。
 拡張機能は便利ですが、入れれば入れるほど速度が遅くなりますので、利便性との兼ね合いで、削除する決断が必要です。また暇ができたら探してみようかとも思っています。あなたも如何でしょうか(根気は覚悟の上で)。

(※1) https://chrome.google.com/webstore/detail/autopagerize/igiofjhpmpihnifddepnpngfjhkfenbp?hl=ja
(※2) https://chrome.google.com/webstore/detail/adblock-plus/cfhdojbkjhnklbpkdaibdccddilifddb?hl=ja
(※3) https://chrome.google.com/webstore/detail/lastpass-free-password-ma/hdokiejnpimakedhajhdlcegeplioahd?hl=ja
(※4) https://chrome.google.com/webstore/detail/stylish-custom-themes-for/fjnbnpbmkenffdnngjfgmeleoegfcffe?hl=ja
(※5) https://chrome.google.com/webstore/detail/scrollbar-customizer/flffekjijpabhjgpoapooggncnmcjopa?hl=ja
(※6) https://chrome.google.com/webstore/detail/cvim/ihlenndgcmojhcghmfjfneahoeklbjjh?hl=ja
(※7) https://chrome.google.com/webstore/detail/instapaper/ldjkgaaoikpmhmkelcgkgacicjfbofhh?hl=ja
(※8) https://www.lifehacker.jp/2017/12/171205-best-of-chrome-searching-popular-extensions.html
(※9) http://bestofchrome.com/

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ちょっとしたトラブルでした

 先週土曜日、私のPCでちょっとしたトラブルがありました。
 私共では、毎日終業時に、大事なデータをUSBメモリーにバックアップをしています。USBメモリーを無くした時のために、lockdir.exe(※1)でプロテクトし、パスワードを掛けてファイルを見えなくしています。
 でもこれって考えてみると、ファイルを見えなくして身代金を取るランサムウェアーと仕組みは同じなんですね。
 PCにはセキュリティソフトとしてMicrosoft Security Essentials(※2)を入れていますが、定義が更新されていたのでしょう、USBメモリーを差し込んだとたん、アラーム表示と供にlockdir.exeが削除されてしまいました。
 実はこのプログラム、削除されてしますと、中のファイルを見ることができず諦めるのはやむを得ないとしても、新たにファイルを入れようとしても認識すらしてくれません。フォーマットをしようとしても、通常のフォーマットは効きません。そこでやむなくディスク消去ユーティリティソフトのDiskEraseUtil.exe(※3)でメモリー全域にゼロライトをし、その上でフォーマットをします。
 もう帰ろうとなって、このゼロライト、時間がかかるんです。幸いUSBの容量が2GBだったので30分程度で済み、これが8GB、16GBなどだったらと、幾分安堵して帰途につきました。
 今朝事務所に来て最初に、セキュリティソフトの除外項目にlockdir.exeを指定したのは、言うまでもありません。

(※1) https://www.olisys55.com/uaa.html
(※2) https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5201
(※3) https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/diskeraseutil/

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Firefoxが更新されました が、・・・

 話題になっている Firefox Quantum を試して見たくて、今ある Firefox を更新してみました。速度測定をするまでもなく、起動速度が速くなったのが実感できます。ページの遷移は、ページの設計で異なりますので実感はできませんが、それも速くなっているのでしょう。chrome に比べ、のろのろ起動が不満でしたが遜色なく、うたい文句では chrome より速いとのことですから、大いなる改善です。
 ただ多くの紹介記事にあるように、今あるアドオンのほとんどが動かなくなりました。私が Firefox を使っている理由は、 vimperator がある。chrome にも類似の拡張機能がありますが、及びません。それに複数登録した「後で読む」の instapaper に、キーボード操作で振り分け登録できること。userChrome.css 名のスタイルシートで、url欄の非表示まで可能な見た目の変更機能がある。ことなどです。
 最近の更新で既に多くの addon に「古い」との Legacy マークが付きますので、上の目的のため私は今も古いバージョンの Firefox を使用していますが、更新されればどう変わったのか見てみたくなるのが人の常です。ただ更新の結果が気に入らない場合に、元に戻すのが厄介です。そこで別に FirefoxPortable をインストールし、そこで更新確認をしています。

 そこまでしても使いたい Firefox です。addon や plugin の開発者の方には、早期の更新をぜひお願いしたいです。

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キャッシュの話

 パソコンの電源を入れてまず開くソフトと言えば、ホームページを閲覧するブラウザでしょう。ブラウザにはキャッシュと呼ばれる機能が備わっています。以前訪れたページの情報を保存していて、回線速度が遅くとも、そのサイトにアクセスすると保存した情報で素早くページを表示する仕組みです。
 ただ難点は表示されたページが最新のものでないかも知れないことです。何度かサイトの再読込をすれば済む話ですが、いちいちそんなことをしている方は、おられないことでしょう。
 対応としては、キャッシュのクリアです。やり方は firefox ではこちら(※1)、chrome ではこちら(※2)などで解説されています。
 でも全てのキャッシュをクリアするのではなく、特定のサイトのキャッシュだけをクリアするのはどうするのでしょう。調べてみると chrome では見つかりました。こちら(※3)です。英文ですので要約すると、ツールバーの右端の三つの点マークをクリックして、「その他のツール」→「デベロッパーツール」を開いた上で、url欄の左にある再読込丸矢印を右クリック、「キャッシュの消去とハード再読込」です。
 firefox ではまだ見つかりませんが、気になるのであれば回線速度の速い現在ですから、終了時キャッシュの削除、こちら(※4)をしておけば良いかも知れません。

(※1) https://nelog.jp/clear-firefox-browser-cache
(※2) https://support.google.com/accounts/answer/32050?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
(※3) https://www.addictivetips.com/web/clear-the-cache-for-a-particular-website/
(※4) http://jutememo.blogspot.jp/2015/03/firefox-google-chrome.html

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ちょっと遊んでみましょう

 ブラウザーを使っていて、拡張機能を使わない手はありません。いろんな便利な拡張機能があって、おそらくあなたのブラウザーのツールバーには沢山のアイコンが並んでいることでしょう。
 そのアイコン、見た目を変えたいと思ったことはありませんか?
 先日取り上げた cVim は、chrome を起動した場合に機能しているときとそうでないときがあり、アイコンでその状態を表示しているのですが、小さくて判別が付きにくいので、私は見やすくなるよう変更をしています。

          

 左のペアが元々のもので、右のペアが変更後のものです。判別しやすくなって、機能していないにもかからわらず無駄にキーを打ち込むことを防げます。
 変更は簡単です。Windows7(私はまだこれですので)では、C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions フォルダーにある拡張機能のフォルダー内の icon または images フォルダー内に png ファイルとして保存されています。拡張機能のフォルダー名は、アルファベットの羅列で解りにくいですが、上記フォルダーをクリックするとバージョン番号のフォルダーが現れますので、事前に拡張機能のバージョンを調べておけば判別が付きます。
 .png ファイルですので修正も簡単です。ただし修正は 19.png に留めてください。38.png を下手に細工すると拡張機能が破壊されたと判断されます。
 たったこれだけで、自分だけのパソコンとの気になります。

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cVim

 vimperator はご存じでしょうか。vim の操作を真似てブラウザーFirefoxを全てキーボードで操作するアドオンです。このアドオンが私には余りにも便利で、今もFirefoxを使い続けている一つの理由です。
 他のブラウザーへの移植はされていないのですが、chrome にはいくつかそれを模した拡張機能が準備されています。それらの中で私はcVim(※1)を使っています。いろいろ試した中で最もvimperatorに近いのではないかと思っています。どのキーでどんなことができるかは、cVim Cheat Sheet(※2)で確認していただけるでしょう。
 リンクを見つけるのはどの拡張機能にも備わっていますが、bookmark に当たる quickmark は、このcVimがvimperatorと同じに、M のあと数字又はアルファベット一文字で、その一文字にそのサイトの割り当てできます。例えば a にあるサイトを設定したとすると、goa で今開いているタブに、gta で新しいタブに割り当てたサイトを開けます。ただ vimperator ならば、quickmarks というファイルにそれが書き留められたり、:qmarks でどのキーにどのサイトを割り当てたかが分かるのですが、今のところ cVim ではそれらが見つかりません。記録を確かめる意味で、アイコンをクリックして現れる(コマンドならば :settings) settings に、例えば let qmark m = [“https://miwaokina.com/”] などと記載して設定をしています。
 今はタブレット全盛の時代ですからキーボード操作などやらないのかも知れませんが、従来通りキーボードをお使いならば、この快適操作を使わない手はありません。まだならばお奨めします。

(※1) https://chrome.google.com/webstore/detail/cvim/ihlenndgcmojhcghmfjfneahoeklbjjh?hl=ja
(※2) https://www.cheatography.com/yograf/cheat-sheets/cvim/

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cssをかじってみませんか

 今のWEBサイト、項目の配置や表示幅などのデザインは、スタイルシート(拡張子css)で決められています。表示しているサイトを右クリックしてソースを表示すると、link タグに書かれている *****.css がそのスタイルシートです。
 WEB制作に係わる人でなければこのcssの知識は必要ではありませんが、どんな知識もそうなように、知っているのと知らないのでは雲泥の差で、考える幅が違いますし、アイデアの出方も違ってきます。
 私もこのcssには何の縁もありませんが、沢山あるcssサイトの拾い読みで、作者には悪いのですが私がよく見るサイトを見やすくするのに使っています。あなたもいかがでしょう。やり方は以下です。
 ブラウザはchromeで話を進めます。拡張機能のStylish(※1)又はStylist(※2)を入れます。今回はサイト毎に設定できる後者を使ってみます。使い方はStylist使用法(※3)が詳しいです。
 例えば必要がないのでよく見るサイトの右側のコラムを消し去ってみます。準備ができれば、chrome の上右端をクリックして 「その他のツール」 「デベロパーツール」と進みソースを表示します。消したい部分がどこか、背景がブルーに変わるElementsの行を?をクリックして展開しながらカーソルを当てて探します。見つかればそこに記載されているのが目的のスタイルです。
 例えば<div id="right_column">と記載されていたならば、先ほどのStylistに戻って、「div#right_column {display:none !important;}」 と記載します。ここでスタイルが id の場合は 「#」 、class の場合は 「.」 です。最後の !important が重要で「これを優先する」を意味します。
 どうですか。不要な部分がなくなって見やすくなりましたでしょうか。cssをかじれば他にもいろいろ変更ができます。あなたも関係ないとおっしゃらずにcssをかじってみませんか。

(※1) https://chrome.google.com/webstore/detail/stylish-custom-themes-for/fjnbnpbmkenffdnngjfgmeleoegfcffe?hl=ja
(※2) https://chrome.google.com/webstore/detail/stylist/pabfempgigicdjjlccdgnbmeggkbjdhd?hl=ja
(※3) http://atstudiota.exblog.jp/26128816/

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目を大切にしましょう

 以前にも書きましたが、私はモニター画面を長く見続けていると目がハレーションを起こし、目の中に輝く部分が現れその部分の画像が見えなくなる症状が出ます。そこで目への刺激が少ないようモニター画面を暗い背景で見るようにしています。
 モニターの輝度を落とすのはもちろんですが、使用するフリーソフトの選択も、背景色の変更ができるかどうかが決め手の一つです。その基準でファイラーにはあふ(※1)、エディターにはvim(gvim)(※2)、メーラーにはSylpheed(※3)を使用しています。
 背景色の変更ができない市販のソフトには、レジストリの HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Colors や 同じく \Desktop\Colors で色変更をしなるべく灰色基調になるようにしています。
 ブラウザーは Firefox と Chrome を使用していますが、拡張機能のStylish for Firefox(※4)及びStylish for Chrome(※5)を入れ、そのスタイルにGlobal Black for AMOLED displays(※6)を採用し、Background Colorを#3e3e40、Link Colorを#ffde43、Colorを#f0ede4 と自分好みに変えて使用しています。
 いつまでも若いつもりではいられません。目を大切にしましょう。

(※1) http://www.h5.dion.ne.jp/~akt/akt_afxw.htm
(※2) https://www.kaoriya.net/software/vim/
(※3) http://sylpheed.sraoss.jp/ja/download.html
(※4) https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/stylish/
(※5) https://chrome.google.com/webstore/detail/stylish-custom-themes-for/fjnbnpbmkenffdnngjfgmeleoegfcffe?hl=ja
(※6) https://userstyles.org/styles/112107/global-black-for-amoled-displays

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Sizzyを試して見ました

 Sizzy(※1)を試して見ました。
 Webサイトの閲覧は昔はPCからのみでしたが、今はスマートフォンやタブレットからが増え、逆転するのも間近です。いや既に上回っているかも知れません。
 PCに比べ画素数が少なく、各Webサイトはそれに合うように設計を変えてきています。少し前はPC用とスマートフォン用のサイトを別々に作り、どちらからのアクセスかを判定して、それ用のサイトに導く手法がとられていましたが、今はレスポンシブと称して、一つのサイトでアクセス機器の横幅の画素数に合わせ表示デザインを変更する手法が採られています。
 ところがこの分野では新機種がどんどん出てきますし、それごとにこの横幅の画素数が違ったり、新しい機種に入れ替わるとまた画素数が変更されたりして厄介なのです。そんな悩める制作者のために、冒頭のSizzyでは代表的な8機種でサイトがどう見えるかがチェックできます。
 ちなみにPCでSizzyを表示して「https://miwaokina.com/blog/wordpress/」と入れてみてください。このブログの状況が分かります。
 
 チェックして分かったのですが、ブログ部分は良かったのですが、商品欄でまずい箇所が見つかりました。サイトの制作は、プロに頼らず我々独自でやっていますので致し方ないのかも知れませんが、このサイトのおかげで改良点が見つかったのはありがたいことです。
 修正まで少しご不便をお掛けします。修正の済むまでの間、見づらい場合はランドスケープ(横位置)でご覧ください。

(※1) http://sizzy.co/

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