年末の片付け

 新年に向けての片付け第二弾です。
 気にはなっていたのですが、ついつい怠け心で何年も手を付けずにいた場所に、遂に重い腰をあげます。何から手を付ければいいものか。片付けは捨てること。ごっそりあるビデオテープをもう見る機器が無いし、デジタル化もお金と手間がかかるだろうと捨てることにします。昔、レンタルしたビデオがβではダビングできたので、懐かしいタイトルばかりですが、今となればネットで無料で見ることができたりして、なんと無駄なことをしてきたかとの感慨です。
 次はこれまたごっそり出てきた撮りためた写真。さすがこれは捨てられません。どんな写真かなと片付けの手を止めバインダーを開くと、懐かしいやら、はたまたこれは何処での写真やら、「うわぁーこんな写真あったんや」と家人を巻き込み、次々開くアルバムでタイムスリップし懐かしさに浸ります。
 時間の経つのは早いもの。ということで昨日の片付けはここまで。あとは来る祭日までおあずけです。

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発想力

 片付けで一緒に和算の本も出てきました。和算では特に「鶴亀算」が良く知られています。「全てが亀だとすると、足の数が合わない、亀一匹が鶴一羽と入れ替わると足が2本減るから・・・鶴の数は・・」 方程式を覚えるとすぐに連立方程式で解こうとしますが、それに比べなんと発想力豊かな解法でしょう。
 「105減算」というのもご存じでしょう。ある数を3、5、7で割った余りの数で求める解法です。お忘れの方のために解き方は、あらかじめ、3で割れば1余り5、7では割り切れる数(70)、5で割れば1余り3、7では割り切れる数(21)、7で割れば1余り3、5では割り切れる数(15)の三つを出しておきます。問題でそれぞれの余りが提示されれば、(3の余り)x70+(5の余り)x21+(7の余り)x15 が答えの一つです。そこに問題の条件に合うように3、5、7の最小公倍数 105を引いたり加えたりします。「105減算」の名の由来です。この発想ができれば、割る数が5、7、9の「315減算」も訳ないでしょう。
 最初に考えた人の発想力はすばらしいですね。三つの数字のそれぞれ一つだけが余りが1になる数字をそれぞれの余りに掛ける発想、凡人にはちょっと出てきません。正に数学(算数)は、考える力を養うものだと言えます。計算違いで答えが間違っていたとしても、満点をあげたいですね。
 最後に実習してみましょう。「彼の父の年齢は5で割ると3余り、7で割ると6余り、9で割ると2余ります。彼の父は何歳でしょう?」

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中学入試 数学

 日曜日部屋を片付けていると、中学入試で取り上げられた数学問題の古いブルーバックスが出てきました。懐かしさにページを開くと、次の筑波大付属中の問題です。

  31   =    13    4A   =    A4 




  93    39    B6    6B 


 左式の様に分子、分母の十の位の数字と一の位の数字を入れ替えても等しくなるものがあります。右式もそうなる様に、A(4以外)とB(6以外)を求めなさい。
 洒落た問題ですね。22年前発行の本ですから、今は小学校でプログラムを教えようかとの時代、上の問題も、「同様のことになる2桁の数字の組み合わせは何通りあるかを調べるプログラムを作りなさい(但し2桁同じ数字、および一つの答えの分子分母の入れ替えを除く)。」なんてことになるかも知れません。

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今朝の三輪山

 雨の朝です。今は雨もあがっていますが、午後からは本降りの予報が出ています。
 もう最後でしょう、三輪山の紅葉が雨水に洗われ綺麗です。


今朝の三輪山

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パスワード 忘れてしまった

 PCの操作、忘れてしまってちょっと困ったときに助けてくれたソフトの紹介です。
 いつもID、パスワードを入力して起動している場合はは問題ないのですが、一旦設定してしまうと次からはID、パスワードを気にする必要の無いメイラーや、サーバーとやり取りするftpソフトは、年数が経過した後PCを入れ替えたり別のPCでも同じ設定を使用しようとしたとき、パスワードなどを全く忘れてしまっていて「はてっ」と困ってしまいます。私にも苦い経験があって、そのとき助けてくれたのがRecover Passwords(※1)です。
 昔はフリーソフトでしたが、今見ると有料です。でも試用可とのことですから、しょっちゅう使うソフトでもなし、作者の方には悪いですが、窮地でちょっと助けてもらうのもよいのではないでしょうか。

(※1) http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/161001/n1610011.html

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消えゆくFlash

 最新の更新では見送られたものの、chrome、firefox は近い将来 flash をサポートしないと言明していますので、ネット上の flash ゲームを楽しんでおくのは今の内。ということで、The 150 Best Online Flash Games(※1)はいかがでしょう。
 ゲーマーに言わせれば、「古い」と一笑に付されるでしょうが、やがて無くなる(既にリンク切れもかなりあります)哀愁を込めるのも一興でしょう。
 扱い方の詳しい説明がありませんので、ゲームを楽しむというより、どうすれば良いのか、探り当てるパズル解きの方に興味が湧くかも知れません。お楽しみください。

(※1) https://www.instapaper.com/read/641654356

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省エネ 貢献中

 一気に寒くなり私のPCに向かう様子も真冬モードになりました。
 足下は足をすっぽり覆うカバーの付いた足温器、手元は足温器改め手温器です。デスクに置いた手温器の中にマウスを持ち込み、全ての操作をマウスで行います。キーボードはかさばって持ち込めませんから、スクリーンキーボードの akinoboard(※1)を使用、マウスジェスチャーには StrokesPlus(※2)を使用します。縁の下の働き者はやはり AutoHotkey(※3)です。
 仕事をするとなるとこれでは操作がもたついてできませんので、やむなく手温器から手を出してキーボードを使わざるを得ませんが、ネットサーフィンやメールの確認程度は、この温かモードで十分です。電力も両方併せて40wで、省エネにも貢献中です。

(※1) http://www.gigafree.net/utility/keyboard/akinoboard.html
(※2) https://sites.google.com/site/strokesplusjp/strokesplusno-dao-ru
(※3) http://freesoft-100.com/review/autohotkey.html

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今朝の三輪山

 この時期はカタツムリが生まれる季節なのでしょうか。例によって農道を歩いていると、生まれて間もない小さなカタツムリを道の上に沢山見つけます。下を向いて歩いていないと踏みつけてしまいそうです。


今朝の三輪山

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vimでランチャー

 再度 vim(gvim) です。
 PCのデスクトップに数々のショートカットを置いたり、フリーソフトを使ったりと、プログラムを手早く起動するためにランチャー機能をお使いのことでしょう。Start → 全てのプログラム も一つのランチャーと言えます。今日は vim でのランチャーです。
 テキストエディタで開けるファイルを一つ作ります。そこに一行に各一つ、エディターで開きたいファイル、起動したいプログラム、ブラウザで開くブックマークなどをフルパスで記載します。
 どの行に何を入れたかは忘れがちですので、1.A 2.B 3.C ・・・ と覚え書きを最後に加えます。覚え書き部分以外は見る必要がないので、折りたたんで見えなくしておきます。( n行からm行までの折りたたみは、コマンドで :n,m fold で、編集のため全ての折りたたみを解くのは zR です。)
gvimrc に次の三行を追加します。 
 nmap <F5> G<C-W>gfgg
 nmap <F6> G<C-W>f<C-W>t<C-W>H
 nmap <F7> G:silent ! start <cfile><CR>
もちろん F5、F6、F7 キーは好みのものに変更してください。
 これでランチャーの完成です。
 使うときはまず先ほど作ったファイルを開き(AutoHotkeyを使うと楽です)ます。Aをテキストエディターの別タブで開く場合は、1 → F5 、Bをテキストエディターのスプリットで開く場合は、2 → F6、Cのプログラムを起動したり、関連プログラムで起動したり(ブックマークなどもこれに当たります)する場合はは、3 → F7 とキー操作をします。
 お試しください。

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vim(gvim) フォントサイズ

 久しぶりに vim(gvim) です。
 入力したテキストを表示するフォントおよびフォントサイズは、gvimrc に例えば私の例では
    set guifont=IPAゴシック:h12
と記しておくことで行えます(ちなみに IPA は、アルファベット「l」と数字「1」、大文字「O」とゼロを見間違えないようにするフォントの一つです)。
 フォントを変更することはまずありませんが、先日フォントサイズを上げたいときがあって、どうするのがスマートか調べてみました。
 プラグインに zoom.vim なるものが有り、+でフォントアップ、ーでダウンができます。ほとんど使わないですし、ただこれだけのことでプラグインもバカらしく、かといって上記コマンドをその都度数値を変えて打ち込むのも面倒ですので、更に調べてみます。
 探せば見つかるものです。いつもながら先人には感謝です。結果、次の2行を gvimrc に追記しました。
 
nmap + :let &guifont = substitute(&guifont, ‘\d\+$’, ‘\=submatch(0)+1’, ”)<CR>
nmap – :let &guifont = substitute(&guifont, ‘\d\+$’, ‘\=submatch(0)-1’, ”)<CR>
 これで zoom.vim 同様、+でフォントアップ、ーでダウンです。
 お試しください。

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