迷惑メール防止法が施行されてしばらく経ちますが、スパムメールは一向に無くなりません。まともな事業をやっていない限り罰則など気になりませんし、メールは特定が難しく次から次へとアドレスの変更も可能ですから、出す側の自覚がない限りスパムメールは止めようが無いでしょう。
ブロックや振り分け機能が進み、以前より煩わしさは緩和されました。今も時間の無駄は大きいですが、スパムメールは、受ける側にお金が掛かる損害は与えません。それに比べ実質的な損害があるのが、スパムファックスです。
何らかの事業をなさっている方は経験されているでしょうが、「お金を貸しますよ」 「○○が今ならこの値段でご提供」などなど、広告ビラの類が、「注文ファックスかな」との期待を裏切りたびたび入ります。メールと違い、出す側に電話代が掛かりますから、相手を選別しているのはもちろんのこと、回収率も計算してのことでしょうが、「こんなのでお金を借りる人もいるのかな?」などと疑問があるものも少なくありません。
実質的に効力のないメール防止法よりも、相手の特定ができる迷惑ファックス防止法、こちらの方がずっと効果があると思うのですが、いかがでしょうか。