鮮明画像と容量のバランス

 お気づきとは思いますが、先週に「今朝の三輪山」の画像ファイル容量を一斉に落としました。元のサイズ 5969x1650px を 360x99px にサイズダウン(ファイル容量が約13KB)して表示しているのですが、それでも貯まり貯まってくるとサーバー内で占める容量がバカになりません。サイズはそのままにして jpegエンコーダーで各容量を約6KBに落としました。少し見づらくなったでしょうか。
 私のPCにインストールしているjpegエンコーダーは、google の guetzli(※1)と mozlla の mozjpeg(※2) です。使い易さでは前者で、ソフトをインストールしたフォルダーに jpeg画像を入れ、右クリックから簡単に行えます。一方後者は画像の配置は同様ですが、そのフォルダーでコマンドプロンプトを立ち上げ毎回コマンドを打ち込む必要があります。後者の良さは処理時間の早さと、圧縮率を変更できる点です。両者を試して、今回は処理後の画像比較で後者で行いました。
 chrome と firefox の両社がエンコーダーを提供するのには、サイトの表示を早くするようにとの意図があるようです。回線速度が遅かった昔と比べると今はサイトが表示されるまでいらいらさせられることも少なくなりましたが、最近の動画配信の増加で回線そのものが逼迫するようになってきています。google は表示速度の速さを検索順位の目安にする意向も示すほどです。
 「今朝の三輪山」画像は特に差しさわりのあるものではありませんが、画像の綺麗さはサイトの良し悪しに響いてきます。一方サイトの総容量の大部分を画像が占めます。鮮明さと表示速度のバランス、難しそうです。

(※1) https://github.com/google/guetzli
(※2) https://github.com/mozilla/mozjpeg

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