温水洗浄便座狂想曲 その2

 昨日午後、メーカーのサービスマンが状況を確認に来てくれました。まずは便座に腰を掛けてもらい、ギシギシ音を確認してもらいます。当の本人も「こんなのは初めてですね」と、あっちをさわりこっちをさわりして点検を始めます。
 原因を突き止めたようです。便座は3、4のパーツを組み上げて構成されていますが、その内の二つが体重が掛かりプラスチック材がたわむとお互い干渉して擦れ合って出る音のようです。サービスマンがそのパーツの間にタオルを1枚入れると、音がしなくなります。
 当人では解決法が見つからず、工場の担当者へ電話を入れています。15分程話していたでしょうか。電話をしながら便座を前後に動かしたりしています。その結果、メーカーとしての結論が出たようです。
 「初期不良ですので交換又は他品種に買い換えしていただくよう販売店に連絡をさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか」
 「交換してギシギシ音はともかく、ゆらつきも解消しますか」
 「便器メーカーが違いますので多少はあると思います」
 「なら交換品のメーカーを変更してもよろしいですか」
 「それはやむを得ません お客様の希望通りに販売店に申し出てください」
これでこちらも了承して、彼は領収書の内容を見て販売店の担当者にその旨連絡をしてくれ、一連の顛末は終了です。
 夕刻、販売店に出向き、今度は便器メーカーの温水洗浄便座を発注しました。明日工事に来てくれるとのことです。ただ、便器が10年選手ですので、同様の事が起こらないか、一抹の不安は残ります。

追)余談ですが、今のサービスマンの作業には、タブレットと携帯プリンタがセットです。作業が終わりその結果をタブレットに打ち込み、こちらのサインを手書きで書き込みます。プリントアウトしてこちらの手元に控えが残り、結果を本部に送信して作業終了の報告です。乗ってくる車にはGPSが付いていて、「どの時間にはどの場所にいるのか、いつも把握されてるんですよ」とぼやいていました。
 送信用にはソフトバンクの回線を利用していて、「圏外」表示が続き手間取っていました。後で解ったのですが、丁度トラブっている時間帯だったのですね。

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