我が家の前は、小学校です。18年前、運動場に新築の校舎を建て旧校舎を解体して運動場にするやり方で、立派な校舎に建て替えられました。そのため景観は一変し、夏祭りの花火は我が家から見えなくなり、テレビの電波障害も出ました。
花火はどうしようもありませんが、電波については、障害が出る地域住宅には学校の屋上にアンテナを付け、そこからケーブルで各家に接続する対策を採っていただきました。
1年ほど前に、近所の一軒家が売りに出され、買い取った不動産業者が二軒に分割して販売し、まず一軒が建ちそして間もなく二軒目が引き渡しです。昨日仕事を終え帰宅する際、その二軒目の屋根にテレビアンテナが付けられているのを発見。電波塔のある生駒山方向にはまともに校舎がそびえていますので、かなり高くアンテナを上げてはいますが、大丈夫か他人事ながら気がかりになります。
購入者は、電波に関する過去のやり取りの経緯はご存じないでしょうし、それを承知で購入していると見なされ、電波権(そんな名前があるのでしょうか?)の主張は無理なのでしょう。
既に入居されている一軒目の住宅には、アンテナはありません。おそらく光回線でネットを通じてのテレビ受信契約をされているのでしょう。今は便利な時代になりました。逆に今の時代、電波障害が出るようならば、「光回線で引け」との要求を主張するやも知れません。