最近読んだ記事の中で興味を引かれたのは、Amazon Go(※1)です。
最近中国で話題の無人コンビニを目指しているようではなく、普通のスーパーやコンビニと変わらず、商品棚に商品がそのまま並んでいますし、スタッフの人数は、日本のコンビニと比較して、店舗面積に対して5倍近いとあり、店舗前でアプリの説明などをするスタッフを除いても、普通のコンビニより減ることはないとみています。ここが最も興味が引かれる点です。
では Amazon は何を目指しているのでしょう。記事では、「その力点が「ユーザー体験」にあるとしています。ユーザー体験をビッグデータ化し、更に通販に生かそうとするのでしょうか。それにしては「全米に2000店舗」目標は、やり過ぎの気がします。
今やウォルマートをしのぐ Amazon ですが、小売店舗を持っていないのを、弱点とみているのでしょうか。確かに、小売店舗を持つ経費を削減し、安価で全国的に商品を提供できるメリットを生かして伸びてきたネット販売ですが、小売りでないと顧客のニーズに応えられない商品もあります。後発ならば、通常の実店舗では勝負になりません。実店舗からネット通販まで、全てを牛耳る野望でしょうか。
今後どう市場が動いていくのか、興味があります。
(※1) https://www.businessinsider.jp/post-162108