毎月第一日曜日は、我が家のご先祖の墓地へのお墓参りの日です。ご先祖あっての今の我々だとの思いで、私の代から始めました。
昨日は、そこで初めてお墓を建て直しておられる現場に遭遇しました。
お墓は墓地の敷地の周りを直方体の石材で囲み、その中に土を盛り、平らにして墓の石材が積み上げられます(それぞれに正式名称があるのでしょうが、知りませんので見たままの表現です)。 寒さに震えている我が家族とは対照的に、素手で敷地を囲む作業をされています。高さを合わせ、水準器で水平を確認しと、手際よい作業です。隣の墓との高さも合わせています。
ここは古い墓地ですが、見渡すと半数程が、既に建て替えられています。そこで面白いことに気がつきます。新しく建て替えられたお墓は周りを囲む石が大きく、高いのです。石材の費用が嵩むでしょうが、より立派にとの思いでしょうか。更に新築墓が隣り合っていると、その高さが隣同士合わせられています。
古い墓地で整然とはしていませんので、新しく建て替える際には高さを統一しようとの考えかと思いきや、他の場所では更に高いものもあり、その隣はその高い高さに合わされています。
何でもないことですが、これを見てどうお感じになりますか。私は人の性を感じてしまいました。