社会に新しい形態が生まれると、既存の形態とは何らかの軋轢が生まれるのは世の常です。
巨大化したamazonもその一つ、書籍を値引きした上配送料無料で販売されれば、街の小規模書店はたまったものではありません。
これらの書店を護ることを主たる目的とした通称「反アマゾン法」がフランスで成立したニュースがありました。無料配送の禁止、値引きは書店で受け取る場合に限る、というものです。
これに対してamazonがとった手段は、送料0.01ユーロ(昨日相場で1円38銭)とのこと。
古いタイプの日本人の私などは、敵に塩を贈るというか、相手を立てた上で自分も成長するとの考えが根底ですが、はてさて、現代の若者は、このやりとりをどう受け取っているのでしょうか?