賞味期限

 当店にも時々「賞味期限の切れた品が出てきたのですが、食べても大丈夫ですか?」との問い合わせがあります。消費期限と賞味期限は紛らわしく、よく間違えられます。消費期限は、「その期限内に食べてください。」、賞味期限は、「その期限内なら美味しく食べていただけます。」の違いで、当店の商品は賞味期限の適用です。お問い合わせには、「食味は落ちていますが、食べていただいても体に害はありません。」とお答えしています。
 現法の以前は、製造日の表示でした。消費者は製造日の新しい品を求める傾向にありますので、不利となる日本に輸出するメーカーの圧力で、現在の賞味期限が適用されたと聞きます。
 今は飽食の時代ですが、もっと以前、食べられるかどうかを人は自らの目と舌で判断をしていました。人はその能力を失ってきているのでしょうか、賞味期限の表示があるがゆえに、多くの食材が捨てられていると、メーカーは期限表示期間の見直しに動いています。
 消費者の保護を目的とした消費者団体があり、その目的のためメーカーや行政に働きかけておられるのは、実に立派なことです。更にその活動の一部に消費者自身の自己啓蒙を取り入れてはいかがでしょう。
 法律に守られていることに安穏とせず、人本来の能力を取り戻そうではありませんか。

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