昨日の朝日新聞のタイトル「寛仁さま逝去」を見て家人が、皇族の方へは「逝去」でなく「薨去」だよと指摘。恥ずかしながら私はその言葉を知りませんでしたので、早速Wikipedia(※1)を見てみます。
記事を読んでいて、そういえば昭和天皇が崩御された際、沖縄新聞が「逝去」と報じ、「まだ戦争の傷が癒されてないのだな」と論評されたのを思い出しました。
言葉は時代と共に移り変わっていくのは事実です。でも残しておきたい言葉もあります。今はマスコミでは「逝去」の言葉が用いられることがあるとあり、マスコミとしての意気もあるでしょうが、私は音声ではなく文字で伝える新聞ならばこそ、受け継がれてきている尊崇の言葉を使っていただきたいと思います。
(※1) http://ja.wikipedia.org/wiki/崩御