ソフトの廉価販売を進める庶民の味方・ソースネクストがウェブ上で Microsoft Office の類似機能が使える無料サイトを公開するそうです。Office系の機能を無料で提供しようというのはLinuxに始まり、Googleも Google Docs & Spredsheets(※1) を公開していますし、私もお世話になっている Open Office(※2) もあり、完全にコンパチといかなくとも私のレベルでは十分すぎる機能です。
これらの動きに対し当のMicrosoftは、フリーソフトウェアおよびオープンソースソフトウェアが230件以上の同社特許を侵害と主張しているといいます。ドル箱のソフトですし、知的財産の尊重・保護の意味からはもっともなことです。
しかし、庶民感覚としては今の業界の趨勢からはちょっと大人げない気がします。どうしても巨大企業同士のGoogleと比較してしまうのですが、いろんなサービスを社会に無料で提供し、それらを更に高度に利用したり付加価値を付けたりするところから利益を得る方がずいぶんとスマートな感じがします。
(※1) https://www.google.com/accounts/ServiceLogin?service=writely&passive=true&continue=http%3A%2F%2Fdocs.google.com%2F&followup=http%3A%2F%2Fdocs.google.com%2F<mpl=homepage&nui=1
(※2) http://oooug.jp/start/