オリンピック、バドミントンでの失格報道を受け、昨日はいろんな意見がネット上に飛び交っていました。失格を肯定する意見が多かったとみえましたが、「許される行為だ」との否定意見もみられ、なでしこへの波及を心配する向きもあります。
いろいろな競技で行われるリーグ戦では、極普通に行われ誰もが「これも戦略の一つか、しょうがないな」とあきらめていることだけに、私はオリンピックの大舞台で一石を投じた世界バドミントン連盟の英断だと思います。
そもそもリーグ戦で予選を戦うシステムがどう生まれたのか私は知りませんし、その利点も定かでありませんが、本当に実力があるものが一戦だけで負け去ることが防げますし、実力のない者も何戦かの実績を踏み経験を克てとすることができます。その一方で消化試合というなんともつまらなく、相手や観客をコケにしたゲームを見せられる欠点も含んでいます。全てトーナメント方式にすれば、負けにいくプレイや無気力試合はなくなるでしょうが、現時点では誰もそれを望んではいないでしょう。バドミントンにかかわらず他のリーグ戦を採用する競技についても、何らかの歯止めが必要と、今回の決断が示しているように思います。
それはさておき、今回の失格で大きなチャンスを得たペアーもいます。このチャンスを見逃す手はありません。今朝のニュースで日本チームが決勝に進んだとのこと。銀に甘んじずぜひ金をもぎ取ってもらいたいものです。
柔道
オリンピック開幕から一週間が経とうとしています。メダルの色が大分変わり、日本のお家芸の柔道が苦戦をしています。
テレビ観戦をしていて、柔道そのものが昔とは随分変わったようで、実につまらない競技になりつつあります。組み手争いの醜さ、不利とならばすぐに技をかけ捨ててうずくまる、胴衣はすぐに崩れて相手に有利な組み手をさせない、それでいて審判から不利な判定を受けないようふるまう、実に勝敗だけにこだわったプレイ振りが目に付きます。オリンピックでメダルを取るという想いがこうさせてしまうのでしょうか。いや、練習の段階からコーチの指導の下、そうさせているように思えます。
審判の威信も今はもうありません。審判の審判がいて、青旗三本が白旗三本に入れ替わったのには、あきれてしまいました。
日本で独自に発展したスポーツ(そう呼んでいいのかどうか)が世界に広がり、オリンピックの競技の一つに定着するのはとても良いことですが、もともとの精神を尊ぶ人にとっては、今の状況は嘆かわしく移るのではないでしょうか。世界に広めるにあたり、精神論の徹底が不十分だったと、今の状況を見て悔やんでおられる気がします。
渋滞学
一昨日目に留まった記事は、なぜ渋滞時は追い越し車線のほうが流れが悪いのか 人間はアリにも劣る(※1)です。「渋滞学」との命名もにくいですが、スムーズから渋滞への臨界密度の算出方法も、もう少し知りたい気持ちになりました。
このような考察の時には、アリの隊列はよく取り上げられます。アリが「渋滞学」を学んだ上で行動しているとは思えませんが、結局は人間のエゴが渋滞を引き起こし、その点ではアリにも劣るとのこと。
この記事から、スバルのアイサイトが思い浮かびます。障害物の手前で自動停止するコマーシャルばかりが流れますが、前の車の速度に同期して一定間隔で走る機能もあり、全ての車にアイサイトがついていれば、自然渋滞も無くなり結局は目的地に早く着けるということになるのでしょうか。
エスカレーターの話も興味深いです。片側をお急ぎの方に譲るマナーも、混雑時には逆効果でむしろ両側を使ったほうが流れがスムースになるとのこと。かといって混雑時「渋滞学」を引っさげてエスカレーターの高速サイドに居座る勇気はありません。後ろから急いで来る人にぶつくさ言われそうです。
(※1) http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120728/ecc1207281356001-n1.htm
数独
Googleは矢継ぎ早にいろいろなサービスを提供してくれますが、その一方で止めていくサービスもあります。iGoogleは私が利用しているサービスの一つですが、来年の11月1日で終わってしまいます。
ガゼット式のRSSリーダーでちょっと特殊、今はほとんど使っていないのですが、その内の一つ「数独パズル」だけを楽しんでいます。いろいろある数独サイトで、この初級レベルが私には丁度いいかなと思っているので閉鎖は残念です。
初級といえど私には、20分程度で解けるものもあれば、二日にまたいで解くものもあり、ある意味手ごろです。いつものことですが、途中で行き詰ったとき、そのままあれこれ考えても埒が明かず、しばらく置いて再度考えると糸口が見つかったりします。
このことは普段の仕事や生活にも当てはまるのではないでしょうか。行き詰ったときには、そのことであれこれ悩まずちょっと間を空けてみる、そうすれば案外と解決の糸口が見つかったりします。
たかが数独、されど数独。問題解決の縮図のようです。
話はそれますが、「数独」のネーミングの由来、ご存知でしたでしょうか。数字はダブって表れないことから「数は独身を好む」かららしいです。私もこの前知りました。
Windows Explorer
WindowsPCを使っていて頻繁に使用する機能の一つは、Windows Explorerではないでしょうか。ならば使いやすくするに越したことはありません。私の場合、
一つは、以前にも紹介したChameleon Folder(※1)です。良く使うフォルダーを予め設定しておけば、ショートカットで即そのフォルダーを開くことができます。
もう一つは、GIGAZINEで紹介されていたFolder Options X(※2)です。良く使うフォルダー内のファイルを上部に移動でき、フォルダーを開いて更にスクロールして探す手間が省けます。
もう一つ、エディターのVimをExplorer代わりに使っています。Vimには「gf」なるキーマップがあり、カーソル下のファイルがエディターで開けるものであれば、gf(タブで開くならば<C-w>gf)で開くことができます。当店では期間限定お買い得品を月替わりで切り替えていますので、2,3のhtmlファイルをその都度更新しています。そのファイルそれぞれののフルパスを記入したテキストファイルを作り、AutoHotkeyでそのファイルを呼び出し、カーソルを編集したいファイルに移動し、gfで即編集に移れます。有難いことにVimでは設定ファイルに、noremap <Leader>b :silent ! start firefox.exe %<CR> と記しておくと、編集したファイルを開いているとき、\b で結果をfirefoxで見ることができます。
更にExplorerといえば検索です。標準の検索機能では遅すぎ、以前紹介したUltraSearch(※3)が今のところお気に入りです。Indexを作らずこれだけ早いのはありがたいです。以前日本語のファイルネームは通用しないと言いましたが私の間違いで、日本語も通じます。
皆さんもいろいろ工夫をなさっているのでしょうね。
(※1) http://www.gigafree.net/system/explorer/chameleonfolder.html
(※2) http://gigazine.net/news/20120719-folder-options-x/
(※3) http://www.gigafree.net/utility/desksearch/ultrasearch.html
無料Wi-Fi
福岡市に続き京都市でも公衆無線LANを整備するというニュース。観光資源を有効活用し更に人を呼び込もうとの施策で、前回述べたように我が奈良はまたまた遅れを取った格好です。
更に観光産業振興策ではなく、コインパーキングにも無料Wi-Fiが登場したとのこと。ちょっと思いつきませんが、考えてみるとなるほどと頷けます。何もスターバックスなどを探して駆け込まなくとも、何かしらの駐車料金を支払えば自分の専用スペースで仕事ができたり調べ物ができたりします。クーラーを効かすもよし、音楽を聴きながらもよしです。
空港や駅など人が集まる場所での単なるサービスと異なり、人を集めしばらくそこに留まってもらいたい業種については、無料Wi-Fiはこれから不可欠のキーワードになることでしょう。
Firefox
愛用しているブラウザーのFirefoxが14.0.1にバージョンアップされました。
しかし私のような素人目には、今回どう変わったのか見極めの難しいところです。解説を読めば、Google secure search が採用されたこと、url欄にサイトのファビコンの変わりにfirefox独自のアイコンでサイトの安全対応などを表示したこと、などのようですが、いずれも私にはさしてメリットはありません。表面上私に見えることで唯一の改善は、ダウンロードマネージャーをなくしたことです。でもデフォルトでは元のままですので、私のようにポップアップ画面が煩わしかった方は、about:config から、browser.download.useToolkitUI をfalseに変更してください。
短期間でのバージョンアップがFirefoxのシェアの低下現象を招いたと言う方もおられますが、私は新しい取り組みならばすぐにでも試してみたい正確なので、大賛成です。「プラグインが動かなくなる」との反対要因も、今のところ私には影響ないのも幸いしています。今の最大の不満は、起動が遅いこと。これが改善されればもっと良いのですが、難しいのでしょうね。
スポンサー契約
先日、コカ・コーラがサッカーのスーパースター、ロナウジーニョとのスポンサー契約を打ち切ったとのニュースがありました。アメリカのことですから細かい契約があったのでしょう。入団会見でペプシを飲んだのがその原因です。
テレビでコマーシャルを見ていて時々思うのですが、出演するタレントはどこまでその商品やサービスを理解して薦めているのでしょうか。タレントが売れているかどうかの指標の一つが、どれくらいコマーシャルに出ているかですが、まさか来る話来る話、全て受けているわけではないでしょう。もちろん公序良俗に反するものは断られていることでしょうが、その他の基準はどうなのでしょう。その商品なりを自らで試してみているのでしょうか。
売れているタレントであればあるほど影響力は大きく、悪く言えばその商品やサービスの扇動者です。もしその商品なりに欠陥が見つかった場合、刑事的な責任は無いでしょうが、道義的には何らかの責を自らに科して欲しいものだとの気がします。
堅い話は別にして、冒頭ニュースのファーストインプレッションは、「誰かが仕組んだのでは?」です。コカ・コーラとの契約を知っていながら、会見場の飲み物としてペプシをテーブルに並べておいたのでは? と勘ぐったりします。これはこれでシナリオライターには、美味しいニュースじゃないでしょうか。
サプリ
サントリーのグルコサミン&コンドロイチンの一か月分をいただいたので呑み始めています。子供のとき祖父が愛飲していた養命酒をもらい飲みした以外、いままでこういったサプリ系のものは一切口にしていなかったのですが、膝の痛みが続いているため無料試飲応募をしたのです。
今テレビなどでは、サプリ系商品のコマーシャルであふれています。いずれも永く続けないと効果が期待できず、常用していただけることは、それだけ商品開発にも力が入るわけです。
永年の痛みや苦痛、倦怠などを改善してくれるのは大きな救いですが、コマーシャルに流れる品々がすべて良心的に作られているのか、疑問の湧くところです。さすがに法に触れるような決定的表現はしていませんし、効いた効かないはかなり主観に依るもののように感じますので、効かないという人には、まだ期間が短いとの返答でしょうし、効いたという人には、更にお続けになったほうが良いですよとの返答でしょう。
1ヶ月続けて膝の痛みが和らいだとして、この錠剤を呑み続けた結果か、あるいは自然治癒かの判断は付くものなのでしょうか。なにか解り易い判断材料があればいいですね。こんなことを思う私って、疑り深い性格なのでしょうか。
フォント
フォントの種類はいくつあるのでしょうか? FontsフォルダーにWindows標準でたくさんのフォントがある上に、次々と新しいフォントが作られ、紹介されています。
実際に意識して使うのは極限られた数ですが、使い分けることで効果を発揮できます。私も極わずかのフォントしか使っていませんが、私の場合を紹介すると、
公式文書をプリントして提出するときは、MS P明朝、WEB閲覧はメイリオです。年賀状などのイラストには、年賀状ソフトについてきた創英角ポップ体をよく使い、私共のサイトのOkinaロゴには、Dragonfly(※1)を使用しています。エディターなどでは、数字の0とアルファベットのOの区別や1とlの区別をしたいので、MigMix 1M(※2)を使っています。
パソコンの起動を速くする手段として、不要なフォントを削除することが薦められています。Windows 7では、今のところ起動速度に不満が無くフォントの削除まではしていませんが、WindowsXPのPCのほうは、別のフォルダーにバックアップをした上、特に容量の大きいフォントを削除しています。
皆さんはいかがでしょうか?
(※1) http://www.1001freefonts.com/Dragonfly.php
(※2) http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/migmix/