先日、コカ・コーラがサッカーのスーパースター、ロナウジーニョとのスポンサー契約を打ち切ったとのニュースがありました。アメリカのことですから細かい契約があったのでしょう。入団会見でペプシを飲んだのがその原因です。
テレビでコマーシャルを見ていて時々思うのですが、出演するタレントはどこまでその商品やサービスを理解して薦めているのでしょうか。タレントが売れているかどうかの指標の一つが、どれくらいコマーシャルに出ているかですが、まさか来る話来る話、全て受けているわけではないでしょう。もちろん公序良俗に反するものは断られていることでしょうが、その他の基準はどうなのでしょう。その商品なりを自らで試してみているのでしょうか。
売れているタレントであればあるほど影響力は大きく、悪く言えばその商品やサービスの扇動者です。もしその商品なりに欠陥が見つかった場合、刑事的な責任は無いでしょうが、道義的には何らかの責を自らに科して欲しいものだとの気がします。
堅い話は別にして、冒頭ニュースのファーストインプレッションは、「誰かが仕組んだのでは?」です。コカ・コーラとの契約を知っていながら、会見場の飲み物としてペプシをテーブルに並べておいたのでは? と勘ぐったりします。これはこれでシナリオライターには、美味しいニュースじゃないでしょうか。