「振り込め詐欺」改め、「母さん助けて詐欺」と呼び名が代わったそうですね。
一向に被害が減らないこの手の詐欺、実態に合わせてわかり易い名前にして、お年寄りに広く知ってもらうのは良いことですが、他に手立ては無いものでしょうか。
「ドッキリ作戦」、火災訓練作戦はいかがでしょう。警察官や子や孫が、所轄関内のお年寄りに詐欺の手口を真似て電話を掛けます。最後はネタばらし。話に乗ってくるようならば、「こんな詐欺が横行していますから」と諭し、見破られれば、「そうです。今後もお気をつけください」と対応を褒める。
暗号作戦はどうでしょう。子や孫が両親や祖父母に電話を掛けるときには、いつも決まった言葉を掛ける。「他の人に伝言を頼むときにも、いつもこう言ってもらうね」と、くどくても決まり文句を繰り返して、お年寄りの方に潜在させる。
いやいやいろんな手を考えても、根本原則からは外れます。お年寄りが、子や孫のことを思いやる気持ちに比べ、子や孫のほうの両親、祖父母に対する思いやりが、中途半端なのが主要因でしょう。まずは何かにつけ連絡し、近況を知らせ合い注意も呼びかける、これが基本ではないでしょうか。
タブレット端末で授業
毎日jpの記事(※1)、全国初とのことですが、タブレット端末が手頃で身近になってきて、授業に取り入れる事例が今後ますます増えてくることでしょう。素人目に考えても、例えば解らないで手を挙げない子、解っていても手を挙げない子があっても、日々子どもたちの能力の把握ができるなど、有用性は多大です。
もちろん家庭でも子どもたちにおねだりされている親たちも多いことでしょう。ただ幼児を持つ親としては、どの時点で子供にタブレット端末などを与えるか、悩むところです。
コマーシャルではよくお絵かきをしているシーンが出てきます。幼児が触るには手頃なテーマなのでしょうが、私は幼児なればこそ自分の手にクレパスを持って、紙の上に絵を書かせるのが良いと思います。強く押せばどんな線になり、斜めにすればどうで、塗った色の上に別の色、紙が変わればまた違う、などなど。
使い方が解る年齢になれば、財政が許せば早めに与えるに越したことは無いとは思いますが、そうであっても、先ほどのお絵かきや文章を書くなど、手を使ってやることは常に両用が好ましいと思います。
高機能のタブレット端末であったとしても、道具は道具です。使われるのではなく使わないと意味がありません。冒頭の武雄市、全小中性に持たせるのであれば、科目を増やしてでもプログラム授業を取り入れていただきたいと思います。
(※1) http://mainichi.jp/select/news/20130510k0000m040027000c.html?inb=ra
履歴書
この4月晴れて新入社員となった方も、この時期5月病に陥っておられるかもしれません。就職率がやや改善したとはいえ、自分のやりたい仕事に就くのはかなり厳しい状況に変わりはありません。来年就職を迎える方も、今必死に最後の追い込みに追われておられることでしょう。
就職といえば履歴書ですが、その履歴書、紙に書くのは既に時代遅れになってきているようで、ネット上に履歴書を上げ、広く活用をする人が増えてきていると聞きます。写真や映像も駆使でき、必要と有らば印刷用ページも準備できます。何よりも先進性のアピール効果があり、たとえ紙での提出でも、「詳しくはこちらをごらんください」とurlを記しておくだけで、あなたの技量を余すところなく把握していただけるでしょう。
そんなページを簡単に作れるサイト(※1)も紹介されていますが、自分の売り込みですから素人なりでも自らの技量でお作りになるのが好ましいと思います。その意味でも、html言語やcss(スタイルシート)を学んでおかれるのは、就職活動の一環として大いに役立つと思います。
ただくれぐれもそれらを作る技量を問われているのではなく、自らの意気込みが問われているのをお忘れなく。
(※1) http://www.lifehacker.jp/2013/05/130502enthuse.html
モナリザの微笑
ゴールデンウィーク、豪華にヨーロッパ旅行をされている方々もおられることでしょう。そのヨーロッパを代表する都市パリで、アジア系観光客を狙ったスリ,置き引き,ひったくり等の犯罪が多発しているということで、外務省は注意(※1)を呼びかけています。
特にルーヴル美術館,オルセー美術館,ヴェルサイユ宮殿,ノートルダム寺院などの観光地において、スリ被害が多発しているとのこと。浮かれ気分の観光旅行での被害は、事後処理の悲惨さがひとしおです。
ルーブル美術館では、特にモナリザの展示室での被害が多いそうです。あの謎のほほ笑みが、鑑賞する人にではなくスリに向けられるなんて、ダビンチも予想だにしなかったことでしょう。
今はどうか知りませんが、ずっと以前にルーブル美術館を訪れた時、教科書や美術誌で見た絵画や彫刻が、触ってもいいですよ(誰もそんな人はいませんが)という風に、極々オープンに展示されていて、「こんな無防備でいいの」と驚いたものです。でもモナリザだけは違っていました。一室に一品だけの展示、しかもガラスで覆われ厳重に警備がされているようでした。今はモナリザの警備だけでなく、観光客の警備も必要ということでしょうか。
(※1)http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170
キーボード
タブレットの販売が増えキーボードの出番が少なくなったとはいえ、わざわざ外付けのキーボードをつけたりとキーボードはまだまだ手放せません。
キーボードに関して取り上げられる課題として、人間工学的な配置などとともに、使用頻度の少ないキーの利用があります。その一番手が「Caps Lock」キーです。「SysRq」などのキーと比べ手を伸ばさなくとも届く好位置にありながら殆ど使わないからで、最近ではこんな記事(※1)でも取り上げられています。
エディターのvimをお使いの方は、このキーを「Ctrl」キーに置き換えられていることが多いようです。vimでは「Ctrl」を多用するのですが、標準ではちょっと押しにくい位置にあるからです。
キーの置換は直接レジストリをいじらなくともキーチェンジのフリーソフトがいろいろあります。私はChange Key(※2)を使っています。Windows7でも動きます。
不便なものは改良する、使っていないものを有効利用する、これは皆が持ち合わせる向上心です。もしまだ「Caps Lock」キーがそのままで殆ど使わないのであれば、この際別のキーに置き換えられてはいかがでしょう。もとに戻すのも問題なく出来ますので、「ちょっと試しに」に格好です。
(※1) http://www.makeuseof.com/tag/isnt-it-time-you-made-use-of-your-caps-lock/
(※2) http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se214366.html
トレビア
花粉症対策として今年はダチョウの卵からとった抗体を使ったマスクを使用してみましたが、結果は芳しくありませんでした。ダチョウも花粉症に掛かり、人よりも早く抗体が反応するので、人の反応を抑えるとの趣旨でしたが、価格ほどのメリットは見いだせませんでした。
ところで、ダチョウの脳って目より小さいってご存知でした? 脳の大きさと抗体の反応とは何か関連があるのでしょうか?
話がそれましたが、このトレビアが載っているdid-you-knows.com(※1)。以前も紹介しましたが、たまに読んでみると忘れていることもあって面白いです。あまり更新されないのが難点ですが。
ではここで問題です。「太陽が燦々」とはよく言いますが、太陽の質量に関する「330330」ってどんな数字でしょうか?
(※1) http://www.did-you-knows.com/
更新にはご用心
バージョンアップされてからしばらく経ちましたので、そろそろ愛用のFirefoxを更新することにしました。ちょっとの間に20.0.1になっています。
更新は実に簡単、Firefoxは難なく立ち上がります。でも画面下部が何か変。addonのvimperatorが機能しません。このaddonがあることでFirefoxを使っているようなものなので、このままでは済ませられません。大抵の場合、バージョンが古いのが原因ですから最新バージョンの3.7に更新。無事にvimperatorは動き、やれやれです。でもあれっ、検索するとBabylonが立ち上がります。Googleに慣れ親しんでいますので、これも変更。
ところがところが、使っているうちにvimperatorのpluginの一つ、instapaper.jsが働かないことに気づきます。instapaperは「あとで読む」機能で、今は5つのアカウントを取り振り分けていますので、これも必須要件。調べてるうちにVimple Star Sprites(※1)に行き当たります。どうも新機能のFirefoxではpluginは全滅のようです。
やむなく、Firefoxを旧バージョンに入れ直します。かくして、何の成果もなく土曜日の半日がつぶれたのでした。
追)デフォルト検索エンジンの変更は、url欄にabout:configと入れ、browser.search.defaultenginenameを変更します。
Firefoxの前バージョンはこちら(※2)にあります。バージョンを選定-win32-ja からexeファイルをクリックです。
(※1) http://vimperator.g.hatena.ne.jp/teramako/
(※2) https://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/
評価
ワインの良し悪しが見分けられない本当の理由(※1)、ちょっと古いですが記事にある2001年のボルドー大学でのワインに関する2つの実験、余程精通した人でもない限りワインの評価はそんなものだろうとの思いで逆に痛快です。
私もワインは好きですが、いろいろ御託を並べられるような知識は全くありません。飲んだワインが自分の口に合い美味しければそれで満足、不味ければ次は買わない、それだけです。
初めての商品を買うときには、他人の評価は随分参考になります。でも最後に決めるのは自らの評価です。でも人は、皆が良いというから私も買う、皆が持ってるから私も持つ、になりがちです。
一時期ぱ~と売れて、しばらくして売れなくなった商品というのがよくありますが、そのことを見ると人の評価もまだ捨てたものではありません。もう一歩進んで、人が持っていて羨ましく思った物を自分も持てたという喜びよりも、探し当てて、いや偶然でもあれ、これは良いと思う品を自らが選んだ時の喜びのほうがずっと大きい、そのように思いたいものです。
(※1) http://www.lifehacker.jp/2013/04/130413good_bad_wine.html
イグノーベル賞
昨日読んで面白かったのは、なぜ社員の昇進は「くじ引き」で決めたほうがいいのか(※1)です。
有能だった社員は、出世しても有能だろうという「常識仮説」と、階層が変われば独立した確率で有能度が決まるという「ピーターの仮説」の二つの名前も知りました(やたら定義付けをつするのは好きではありませんが)。「一番成績のいい社員を昇進させる」のも、果たしてその役職に向いているのかどうかのマイナス面があり、「最低の社員を昇進させる」ことで隠れた能力を引き出すにも、やっぱりというマイナス面がある。それに比べ「ランダムに昇進させる」では、プラスは小さいがマイナスにはならない。結果として業績は上がる。との研究です。
今役職にあるあなた、次期役職が有望なあなた、お気をつけください。くじ引きで振り落とされるかもしれません。
実際は管理能力も見極めた上で、昇進を決めているのでしょうが、一部には成果主義で人事が決まっていることもあるのでしょう。記事の中でこれはいいなと思ったのは、いい仕事をした人には金銭や役職で与えるのではなく、「より大きな予算・事業」を与えることで社内のダイナミズムを生み出すという件です。自分のやりたいことが会社の予算でやれるとあって、社員の士気も上がることでしょう。ただ、そのようにデキる社員はやがて独立してしまいそうですが・・・。
(※1) http://www.sankeibiz.jp/econome/news/130414/ecd1304140819000-n1.htm
連載小説
今まで読んだことな無い新聞の連載小説ですが、何がきっかけだったか、今朝日新聞の連載、宮部みゆき作、こうの史代画の「荒神」を読んでいます。
初めての経験で、本で読むのとはなにか違った物を感じています。いえ物語の内容ではなく、その雰囲気でしょうか。原因を推察してみると、自分なりに二つのことが思い浮かびます。
まず昨日読んでから今朝読むまで丸一日の空白があり、本のように以前の箇所を読み返すこともなく、頭のなかで内容が繋がらなくともそのまま読んでしまうことです。作者にとっては、それでも読み続けさせる筆力が必要ですし、使い方によっては大胆な展開も可能な気がします。
もう一つは一回の文字数です。挿絵の大小で幾分かの融通は効くのかもしれませんが、それでも文字数は限定されてしまいます。本のようにページの最後が文章の途中で終わったりできないのはもちろんのこと、毎回ある程度のまとまりは必要となります。これは作者にとっては不本意ながら一部を削ったりあるいはその逆だったりと、かなりの気遣いでは無いでしょうか。
なんてな事を考えながら今朝で30回、どのページに記載と決まっていないので見落として、また最初から紙面を繰って探しだしては楽しませていただいています。