画像の圧縮

 画像の圧縮(ファイル容量を小さくする)といえば、必要とするのは、ホームページに携わるか頻繁にメールに画像を添付して送る人ぐらいでしょうが、そうではなくとも圧縮の現状を知っておくのも有意義でしょう。
 このところの話題は、Mozilla製のMozjpeg(※1)とGoogle製のGuetzli(※2)です。こういう私も実は今年に入ってこの存在を知りました。どちらがよいか、解説サイトがたくさんありますので書くまでもないのでしょうが、触ってみた手前、私なりの印象です。
 処理速度は圧倒的にMozjpegの方が早いです。その分Guetzliはなにやら数字の羅列の画面が出て、懸命に処理をしてる印象を受けます。
 圧縮率を指定するqualityはMozjpegでは自由に設定できそうですが(30まで試しています)、Guetzliは84が限度で、それ以上に圧縮するなら圧縮した画像を再度圧縮する操作が必要です。初期設定は88で、その程度がファイル容量の縮減と画質のバランスがよいと想定しているのかもしれません。
 操作性は、Mozjpegではコマンドプロンプトを立ち上げ、cdでMozjpegフォルダーに移動し、コマンドを打ち込む手間がかかります。特に元のファイル名と圧縮後の別のファイル名を入れるのが面倒です。Guetzliでは最初に作っておいたbatファイルにドラッグ・ドロップすればcompressionフォルダーに圧縮後のファイルが同名で作られますので作業は楽です。
 肝心の圧縮後のファイル容量対画質評価は、私にはよく似たものに見え、詳しくは分析できません。

 よく使うとなれば、操作性は上げた方が良いので、レジストリを触ってMozjpegではそのフォルダーでコマンドプロンプトを立ち上げるようにし、コマンドはクリップボードから貼り付けが良いでしょうし、Guetzliでは右クリックメニューに「batファイルで開く」を加えた方が良いでしょう。 

(※1) https://yutorinote.com/mozjpeg/
(※2) https://kasegood.net/guetzli

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今朝の三輪山

 ぐずついた先週と比べ、今日は快晴、しかも気温は28℃まで上がる予報です。田んぼにも水が入り始め、いよいよ田植え準備の始まりです。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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読者への感謝セール

 方向性がなく、ただ思いつきで書いているこのブログですが、今はどこからもリンクを張っていないにもかかわらず、検索サイトが拾ってくれているせいか、私の思いでは多くの方にアクセスしていただいています。
 そんなご奇特な方への感謝(それにしてはみみっちいと「ひ~さん」には皮肉を言われそうですが、他店より商品そのものに多くコストを掛けていますのでお許しください)の意味で、次の要領で感謝セールを行います。少しでもお役に立てれば幸いです。

  1. このブログの上部リンクをたどってご注文をいただいた方を対象とさせていただきます。
  2. 全品(期間限定お買い得品、お試し品、送料,手数料(付加される場合)を除く)10%引きとさせていただきます。
  3. お支払いは代金引換またはクレジット払いとさせていただきます。
  4. 期間は本日から来月6月14日発送分までとさせていただきます。

 事前に「ご利用規約」をお読みください。
 カート上は通常金額が表示されますが、請求金額は上記を適用させていただきます。

 こんな愚だ話のブログを書いている者が、一体どんな商品を作っているのか、あなたの味覚で評価をしていただければうれしいです。

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二度の次は三度

 AutoHotKeyで以前取り上げた(※1)キーを二度打ちして行う操作では、そこにあるようにこちら(※2)のサイト記事を使って、
$q::
 if(A_PriorHotkey == A_ThisHotkey and A_TimeSincePriorHotkey < 600)
  {
   Send,!{F4}
  }
 else
  {
   Send, q
  }
return
という風に使っていますが、ならば三度、四度~ではどうだろう、と興味を持ってしまいます。
やはり探せばいろいろあるものです。
 おすすめはこちら(※3)です。そこにある二つ目のスクリプトを使って例えば、
q::
 if winc_presses > 0 ; SetTimer already started, so log keypress instead
  {
   winc_presses += 1
   return
  }
  winc_presses = 1
  SetTimer, TheKey, 600
  return
 TheKey:
 SetTimer, TheKey, off
 if winc_presses = 3 ; The key was pressed thrice
  {
   Send,!{F4}
  }
 winc_presses = 0
 return
とすると、今度はqキーの三度打ちで実行ができます。しかもこのスクリプトでは数字の3の部分を4、5、~に代えればその回数での実行になり、何度打ちにも適用できます。
 一度お試しください。AutoHotKeyを使い回して使えるキーが少なくなってきたときには重宝します。これが便利だとお感じになったら、次はPatternHotKey(※4)の出番です。

(※1) https://miwaokina.com/blog/wordpress/?p=2254
(※2) http://blog.anonsage.com/2012/12/how-to-create-hotkey-to-double-click.html
(※3) https://autohotkey.com/board/topic/73562-triple-click-detect/
(※4) http://www.autohotkey.com/board/topic/66855-patternhotkey-map-shortlong-keypress-patterns-to-anything/

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初夏です 覆面算

 A、B、Cはそれぞれ異なる1~9の整数です。
   (100xA+10xB+C)÷5 = AxBxC 
となるA,B, Cはそれぞれいくつでしょうという問題がこちら(※1)にあります。
 Cは5の倍数だからすぐに5と決まり、A,Bは供に奇数と判りますので、案外簡単に答が見つかります。
そこで条件は同じで
   (100xA+10xB+C)÷7 = AxBxC
を考えてみてください。

(※1) https://www.youtube.com/watch?v=lIGL6IBz3fE&t=0s&list=PLDZcGqoKA84GuSwWYtojabpNUR8w_hy6l&index=23

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今朝の三輪山

 ゴールデンウィークの高揚感がやっと収まった感じがします。そろそろ「衣替え」の準備、日本には季節に応じ良い言葉があるなと、つくづく思います。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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公のものこそより大切にしましょう

 「ひ~さん」から受け継いで「陸王」を読みました。本は、桜井市図書館所蔵、B6サイズ、550ページを越える分厚さです。でも引き込まれて一気に読んでしまいました。
 書評は「ひ~さん」に任せるとして、気になったのはその本の扱いです。栞の代わりでしょう、ページの上隅を折り曲げた筋が付いていますし、ページの二隅は小さく折れ曲がって、もはや直角の裁断状態は保っていません。今回更にひどかったのは、ページ間の綴じ目の部分にお菓子のくずがたくさん挟まっていたことです。おそらくお菓子を食べながら読み、その際崩れた菓子の破片が落ち、取り除きもせずそのまま読み終わったのでしょう。
 「ひ~さん」はこのことを一言も言わなかったので、ひょっとして犯人は彼!! いやこびりつき方から見てかなり日数が経っていますので、彼ではないでしょう。ひょっとして私の反応を試しているのかもと、今のところあたかも気付かなかったかのように振る舞っています。
 
 本を汚す人の不道徳はもちろんですが、図書館も返却図書をチェックしないのでしょうか。チェックすれば注意もできるでしょうし、履歴を調べればその人への貸し出し禁止もできるでしょう。ただ桜井市も財政困窮で、人件費を抑えるため図書館の運営を民間に委ねています。図書の所有はあくまでも桜井市ですから、民間会社もそこまでの手間を掛けないのかもしれません。
 民間に委ねる欠点が出ているのかも知れませんが、それ以前に無料で多くの市民が本を読めるシステムを理解すれば、次の人が気持ちよく読める状態に保つことは当然のことでしょう。

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今朝の三輪山

 ゴールデンウィーク真っ只中です。昨日一昨日も大神神社には露店が建ち並び、賑わっていました。そして今日は祭礼の「おついたち」です。今週は人出が絶えないことでしょう。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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陸王

 以前テレビドラマ化されていた池井戸 潤作「陸王」を書物で読んでいる。百年ののれんの足袋メーカー・こはぜ屋が、たびの先細りからの脱却をかけて、スポーツシューズの開発にかける話だ。
 今半分を少し過ぎた辺り、テレビではなかったシーンを期待したが、今のところテレビドラマの流れ通りだ。いつもながら、彼の読者を引き込む筆の力、会話の巧みなつなぎ方、場面の切り替えの妙、感心しながら読み進めている。
 しかし感心し褒めてばかりでは、皮肉屋ひ~ちゃんの名が廃る。そこで重箱の隅をほじくってみた。
 かつて先代も同じ思いで手がけた「マラソン足袋」に刻まれていた名前・「陸王」を引き継いで作られた試作品には、こはぜ屋のシンボル・トンボの刺繍が付く。トンボは「勝虫(かちむし)」と呼ばれ、これを履く走者には縁起が良いと自賛する。がしかしだ。トンボは昆虫の中で唯一、飛ぶことはできても一旦何かに止まると、足を動かして歩くということすらできない。歩けもしないものがどうして走れるんだ。
 ってのでどうかな。

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点字

 「点字」は、視覚に障害がある人が読む文字との認識だけで今まで素通りしてきましたが、ユニバーサルフォント「Braille Neue」(※1)の記事を見て、これならば障害のある人もない人も同じ本を共有できると、点字とはそもそもどう作られているのか、俄然興味が湧いてきます。
 とりあえずネット記事(※2)や(※3)を見ると、50音(清音、濁音、拗音、その他)、数字、アルファベットが決められていて、数字の識別には前に数符が付き、アルファベットの識別には前に外字符または大文字符が付くことを知ります。うまくダブらないようにするには、それなりの工夫が要ったことが伺えます。
 覚えるのは、障害のない子が幼稚園くらいの年齢で文字を覚えるのと同じ過程でしょうが、書いてその字を見て覚えるのとでは格段の差でしょう。でも人一倍の努力は、頭の回転の良さなどに生かされてくると思います。
 文字がダブらないように考えられているのですが、素人ながら、読む紙の向きが変わったときはどうだろう、と疑問が湧きます。例えば上下逆になると、エーン、オーヲ、ヘーム、ヌーユなどが入れ替わります。想像ですが、読めない字が出てくるので紙が上下逆と判るのでしょうか。

(※1) https://gigazine.net/news/20180409-braille-neue/
(※2) http://ounkai.la.coocan.jp/tenji/tenhyou.html
(※3) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%B9%E5%AD%97

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