名前を替えてみましょう

 昨日のタイトル「捨てないでぇ~」は、私の個人PCの「ごみ箱」に付けた名前です。
 観光地などに行くと、「ごみ箱」を「護美箱」と書いて備えてあるのをよく見かけます。「ごみ」という言葉があまり好印象を与えないためでしょう。同じ観点から、Explorerでファイルリストを開いたとき表示されるPCの「ごみ箱」の名前も、別の名前に書き換えることができます。
 レジストリを書き換えるのでちょっと注意が必要ですが、そんなに恐れるほどではありません。Windows7の例(私はまだWindows10を使用していませんがおそらく同じでしょう)では、
 Winキー と r を同時押しして、「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力します。
 レジストリが表示されますので、以下のツリーをたどります。
   HKEY_CURRENT_USER/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersion/Explorer/CLSID/{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}
 右側の「(既定)」をダブルクリックすると、文字列の編集ダイヤログが現れますので、「値のデータ」を希望の文字に書き換え、「OK」

 たったこれだけで「ごみ」のイメージから解放され、しかも自分だけのPCになったような気になります。

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後で読む

 Webページの「後で読む」、あなたは pocket(※1)派でしょうか、それとも instapaper(※2)派でしょうか? 私は後者ですが、記事がどんどん貯まってきてしまうのがネックです。
 そこで整理しようと見ていると、こんなの(※3)が見つかりました。url 欄に data:text/html, <html contenteditable> と入れると画面がメモ帳になり、自由に書き込めるというもの。後は印刷するなりページを保存するなりで残せます。
 さして使うことはないのですが、2013年の古い記事なのになぜか新鮮に感じてしまいました。こうやって読み返して新たな感慨を生むのも「後で読む」の効果でしょうか。

(※1) https://getpocket.com/
(※2) https://www.instapaper.com/
(※3) http://www.ideaxidea.com/archives/2013/01/notepad_html.html

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待ち受け画面

 私のPC、携帯、タブレットのデフォルト画面は、全て3Dステレオグラムです。「目に良い」という風評を鵜呑みにして実行しています。見える人と見えない人があって、私も平行法では見えますが、クロス法では見えません。
 明るい所は前面に、暗いところは後面になる元のグレイスケール画像を作ることはできませんが、公開されている画像を組み合わせてオリジナルを作ることは簡単です。
 作成ソフトは、StereoPict(※1)です。古いソフトですが、Windows7 でも動きます。dosベースで作られているのでしょうか、昔のソフトの方がOSが代わっても寿命が長いのが良いですね。

cube
stereo13

(※1) http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se342083.html

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安全のための保険

 無線マウス/キーボードに通信傍受の脆弱性(※1)の記事をみると、こんな所にも危険が潜んでいるのかと驚きます。
 マウスの動きを見られてもさして問題は無いとは思いますが、キーボード操作は危険極まりがありません。特にネットバンキングをなさっている方などは、直接お金の被害に結びつく危険性です。
 無線でつながる端末は、配線の邪魔者がない分移動が便利で、多くの方が利用されていることでしょう。タブレットが主流になってきてはいるものの、文字を打つ作業にはキーボードが便利で、Bluetooth 接続の機器を使ったりします。
 ハッカーにとってキーボード入力を知ることは美味しいことで、キーロガーを相手にインストールさせキーを盗み取る手法が使われています。キーロガーソフトそのものは元々、デバッグする際過去のキーボード入力をふり返る健全なソフトでしたが、今はハッキングソフトの代名詞のようになっています。
 私のような素人にとってことネット関連に関しては、「便利なもの=危険」との観念で動いた方が良さそうです。誠につまらないことですが、あえて不便な機器で済ませることが一種の保険となるようです。
 その意味で当店では、お客様とのやり取りはネット経由ですが、データベースのPCは完全にネットから切り離しています。データの入力など二度手間で実に不便です。こんなことをしなくとも安心できる状況になれば良いのですが・・・。

(※1) http://news.mynavi.jp/news/2016/02/27/067/

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contig

 以前、パソコンの起動を早くするのにスタートアップ(※1)を整理するツールの autoruns(※2)を紹介しました。そのときMicrosoftが提供するツールが他にもユーティリティインデックス(※3)にあるよ、と述べましたが、実は私はもう一つその中のcontig(※4)を使っています。
 PCの動きがどうも遅くなってきたなと思ったとき、ネットなどの情報では、デフラグを奨められます。ファイルの分断化をなくし、呼び出しを早くしようとの操作です。しかしこのデフラグ、一旦始めるとすごく時間が掛かり、よほど手の空いたときでないと始めようとの気になりません。そこでこのcontigの出番です。
 分断化がされるのは日頃良く使い、書き込みや変更、削除を繰り返しては上書き保存するファイルで、良く使うからこそ、次第に呼び出しに時間が掛かると感じるようになります。ですので何も全てのファイルをチェックしてデフラグするまでもなく、これらのファイルに絞ってデフラグしてやれば、いらいらも解消されるというものです。
 ダウンロードファイルを解凍して出てくるContig.exeを、コマンドプロンプトを起動したときに現れるフォルダーに入れておけば、後は例えば contig -v {ファイル名} とすればOK、ファイルのサイズが小さければあっという間に終了です。むしろフルパスでファイル名を打ち込むほうが時間が掛かります。
 まだご使用でないならば、一度お試しください。

(※1) http://miwaokina.blog26.fc2.com/blog-entry-2363.html
(※2) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb963902
(※3) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb545027.aspx
(※4) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897428

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キーボード

 パソコンで作業をする際、文字入力でキーボードは欠かせません。日本語を扱うにも、まずローマ字入力にしてブラインドタッチを覚えるのが先決と教えられたことでしょう。
 キーボードは、それ無くして作業ができないパーツでありながら、あまり人間工学的に配慮がなされていないのが不満です。ノートパソコンのように限られたスペースに押し込む必要のないデスクトップであっても、キーピッチがやや増え、テンキーが付くだけの配慮です。その点、右手で打つキーと左手で打つキーを人の鎖骨幅程度に広げて配置するキーボードは、人間工学的によく配慮されていると思います。ただそれでも、テンキーの扱いに不満が残ります。
 ところが同じ発想の方はおられるもので、「これは良い」と思うキーボードの配置を見つけました。これ(※1)です。キーは少し違っていますが、要は通常のQWERTにして、右手と左手を分離し、中央にテンキーを配置。実に理にかなっていると思います。
 私が知らないだけで実は「あるよ」って方、よければお教えください。もしなければ、パーツメーカーさん、お作りになりませんか? 少なくとも一台は売れます。

(※1) http://www.makeuseof.com/tag/6-fantastic-apps-replace-android-honeycombs-stock-keyboard/

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現在格闘中です

 パソコンが壊れたことはお話しましたが、WEBショップのフォローをいつまでも個人使いのパソコンでこなすわけにもいかず、予算の都合でディスプレイ無し、市販の廉価版のデスクトップを購入しました。OSはWindows 7 Home premium。今になってこれが大きな苦労に結びついています。
 Windows XPの時代まで動き続けてくれていた使い慣れたソフトが動きません。コストをかけず使うとすれば、フリーの仮想化ソフトです。MicrosoftのVertual PCはこのOSには否対応ですが、幸いVMware playerが対応しています。インストールして、ゲストOSに持っている唯一のOS、Windows98を入れます。CDからのブートになっていなかったトラブルはありましたが、ここまではすんなりと進みました。
 ここからが苦労の始まりです。ホストOSとゲストOSとでネットワークが構築できないのです。これではファイルの受け渡しができません。同じようなトラブルでネットに解説記事がいくつかありますが、そのとおりにやってみても埒が明かず、ならばUSBメモリーで受け渡し、と思いましたが、USBを検出してくれません。
 挙句の果ては、ネット上のフリーのストレージ経由。ところがWindows98に入っているInternet explorerでは今のウェブサイトはことごとくエラーを吐き出します。調べると98で現状動くブラウザーはLunascape5.0ANTI版とのこと。幸いにもネットにファイルが存在します。
 この経過でなんとかファイルの受け渡しは可能となりましたが、いちいちこんな手間なことをやってはおれません。なんとかネットワークが構築できないか、格闘中です。
 もしXPをお使いでWindows7への移行を余儀なくされた方、以前の資産を利用するならば少々のお金をケチらずに、最初からXPモードの使えるprofessional以上をお求めになることをお奨めします。

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explorer

 昨日のubuntu 10.04ですが、isoファイルから無事インストールすることができました。初心者ですがこれを触っていると、つくづくWindowsは良くできたOSだと思います。特にファイルを見たり捜したりするexplorerは雲泥の差です。
 ところでそのexplorerですが、おそらくクイック起動バーのショートカットをクリックされて動かしておられることでしょう。ご存じの方は便利なのでお使いでしょうが、目的のフォルダーを即時に開く方法があります。explorerのショートカットを右クリック、「プロバティ」のリンク先で「%SystemRoot%¥explorer.exe」の後ろに例えば「 /n,/e,e:¥download」を付ける(最初は半角スペース)と、Eドライブのdownloadフォルダーが指定されてexplorerが開きます。
 同じようにして、C:¥WINDOWSフォルダーにあるexplorer.exeのショートカットを作り、同様の設定をしておくと、別々に希望するフォルダーを即時に開くことができます。私の場合ダウンロードしたファイルを入れるdownloadフォルダと、My Dropboxフォルダ、ブログ更新の下書きフォルダはよく開きますので、個別に設定をしています。まだお使いでない方はお試しください。

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Vimium

 パソコンの操作、あなたは「キーボード派」ですか、それとも「マウス派」ですか?
 Google ChromeのVimium(※1)を教えていただきました。ブラウザの操作を全てキーボードで行うための拡張機能です。FirefoxにはVimperator(※2)があって、それのGoogle Chrome版です。最初はキーと機能との組み合わせを覚えるのが厄介ですが、慣れればキーボードの上に手を載せておくだけで全ての操作ができるのですからいたって便利です。自分なりのアレンジもできるようなのですが、その辺はこれから勉強です。
 ただ私はAutoHotkey(※3)を多用していますので、キー操作がバッティングしないよう手直しが必要です。
 この拡張機能にかかわらず、パソコンを便利に扱うにはブラインドタッチタイピングが基本です。これからパソコンを使って何かをしようとする方には、少し回り道かも知れませんが、ブラインドタッチタイピングができるように練習されるようお奨めします。結局はそれが近道だと思います。

(※1) https://chrome.google.com/extensions/detail/dbepggeogbaibhgnhhndojpepiihcmeb
(※2) http://vimperator.org/vimperator
(※3) http://www.autohotkey.com/

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Google Stylist

 ブラウザGoogle Chromeの拡張機能Google Stylist(※1)が、「よく見るサイトを自分好みのスタイルに変更できて便利だ」と以前述べましたが、ある日を境に機能しなくなりました。ある日が特定できず、Google Chrome dev版のバージョンアップが頻繁なため、その性だと思っていました。
 ところが前述のダウンロードサイトでは、「great」などとレビューがありますので、これは今も機能しているに違いないと、あれこれ試行錯誤してみました。その結果、記述ミスだったことが分かりました。
 URLを指定するのに、demoにも「^http://」と先頭マッチが例として示されているので、例えばGoogleの検索結果を中央に表示しようと、URL欄に「http://www.google.co.jp/search*」とワイルドカードを末尾に入れて記載していてそれで以前は機能していましたが、どうも「前方一致」がデフォルトのようで、URLの指定から「^」や「*」を取り除くとまた機能するようになりました。
 私と同じような機能障害に陥っておられる方がおられましたら、「^」と「*」を取り除いてください。それにしても「demo」が紛らわしく、URL記入欄に「URL Prefix」とあるのに気付くのが遅かったです。

(※1) https://chrome.google.com/extensions/detail/pabfempgigicdjjlccdgnbmeggkbjdhd

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