以前、パソコンの起動を早くするのにスタートアップ(※1)を整理するツールの autoruns(※2)を紹介しました。そのときMicrosoftが提供するツールが他にもユーティリティインデックス(※3)にあるよ、と述べましたが、実は私はもう一つその中のcontig(※4)を使っています。
PCの動きがどうも遅くなってきたなと思ったとき、ネットなどの情報では、デフラグを奨められます。ファイルの分断化をなくし、呼び出しを早くしようとの操作です。しかしこのデフラグ、一旦始めるとすごく時間が掛かり、よほど手の空いたときでないと始めようとの気になりません。そこでこのcontigの出番です。
分断化がされるのは日頃良く使い、書き込みや変更、削除を繰り返しては上書き保存するファイルで、良く使うからこそ、次第に呼び出しに時間が掛かると感じるようになります。ですので何も全てのファイルをチェックしてデフラグするまでもなく、これらのファイルに絞ってデフラグしてやれば、いらいらも解消されるというものです。
ダウンロードファイルを解凍して出てくるContig.exeを、コマンドプロンプトを起動したときに現れるフォルダーに入れておけば、後は例えば contig -v {ファイル名} とすればOK、ファイルのサイズが小さければあっという間に終了です。むしろフルパスでファイル名を打ち込むほうが時間が掛かります。
まだご使用でないならば、一度お試しください。
(※1) http://miwaokina.blog26.fc2.com/blog-entry-2363.html
(※2) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb963902
(※3) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb545027.aspx
(※4) http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897428