三輪の翁　稲　垣

　アメリカのテレビドラマは面白いですね。手を変え品を換えのテーマのドラマが制作され、ぐいぐい引き込んでいく力があります。日本のドラマが話題の出演者で視聴率を稼ごうとするのに比べ、今まで見たことが無い俳優が主人公であるにも係わらず、話の面白さで視聴率を稼ぎます。
　昨晩観たのはレンタルDVDの「ＮＵＭＢ３ＲＳ」。天才数学者がその数学を駆使して、ＦＢＩ捜査官の兄に捜査協力が根幹の犯罪捜査ドラマです。ちょっと無理があるかな、と思いながらも、できても不思議はないとも思ってしまいます。
　hulu(※1)のように、既に放映されたテレビ番組をネットで観ることのできるサイトは多く出てきています。残念なのはアメリカのサーバーを通さないと観れないことです。一時ＩＰアドレスをどこのものか特定できなくして観ることのできる手法が出回りましたが、今はそれもカットされてしまいました。アメリカの都合ではなく、日本の業者の都合と聞きますから、無駄な外貨を使っているものです。

(※1) http://www.hulu.com/

　答え（６月６日分）
　

			Q 7 2
			T 8 7 5
			A T 3
			A Q J
	J 9 5	N			K T 8 3
	9 4	W E			A 2
	9 5 4 2				K Q J 6
	9 5 4 3	S			T 6 2
			A 6 4
			K Q J 6 3
			7 8
			K 8 7

　今年は運転免許証の更新の年です。しばらく前に公安委員会から案内の葉書が届きました。だいぶ前になりますが、以前は交通安全協会に入っていないと、この案内葉書が届きませんでした。天下り部署の廃止主義（これは建前で実際は出費が嫌なのですが）の私は、交通安全協会に会費を払っていませんでしたので、忘れないようにその年になるとカレンダーに書き込みをしていたものです。さすがにこの処置はまずいとお役所は判断したのでしょう。また知らない間に協会に会費を払っていることの無いようにも配慮をしているようです。
　家族の中で、運転経験の一番長い私だけが取り残されていたのですが、今回やっとゴールドです。以前、ゴールド直前でシートベルト違反で捕まり、その後駐車違反でお預け、お預けを繰り返していましたので、これでやっと家族からも揶揄されずに済みます。
　ゴールドといっても、水戸黄門の印籠のようにはいかず、唯一の利点は更新期間が５年に延びることでしょうか。といっても、高齢者対象にも手が届くころですし、今度７５才からは認知症の検査も加わると聞きます。これにはもう少し先なのですが、その検査事態は今でも受けてみたい気がしています。事前の試みとして、希望者には受けさせるってのはどうでしょうかね。

　問屋さんの展示会に参加してきました。以前お話ししたように、取引メーカーが「小間」と呼ばれる小さなブースに商品を展示し、問屋さんの取引先の小売店やスーパーさんに商品説明や商談をする場です。
　当店の主商品は三輪素麺ですので、この時期では既に商談は済んでいますので、どちらかといえば問屋さんへのお付き合いの趣で、一人で素麺の試食と、ブースでの対応の掛け持ちです。
　来場者は自店で販売できるかどうか、各ブースから商品をサンプルとして持っていかれるのですが、自家消費の色合いが濃く、メーカーや主催者がそれを許してきたのも問題なのですが、会場は「手提げ袋を手に商品集め」が少なからぬ状況です。
　それでも展示物は来場店に商品を見て知ってもらうのが趣旨ですから、一つのアイテムの展示品が一個だけになってしまったものは、必要な時にはメーカーに声をかけるなりして、最後の一個は持っていかないのが暗黙のルールなのです。
　ところが今回はブースに張り付いていなかったこともあり、気がつけば根こそぎ商品が無くなっています。補充してもまた無くなるの繰り返し、展示して置いた定価５０００円の進物商品も無くなっているのにはいささか唖然としました。
　メーカーの人がいないと、サンプルをもらっていき易い気持ちは分かるのですが、このモラルの低下は考え物です。

家のネット回線をADSLから光に変えたことによって回線速度が大幅にアップしました。
今までが基地局から極めて遠い環境でしたのでなおさらです。
ニコニコ動画となんとか動画を有料契約しているネット動画利用者としては
非常に快適に動画を楽しむことができるようになって満足です。
今までが酷すぎたのでその反動で余計に良く感じてしまっているところはあるのですが、
速度が20倍ともなると別物ですよ！
うん、多分家で光回線ヒャッホイ！してるの私だけですｗｗ

　今朝は曇り。一日曇り空の予報です。
　水の入った田んぼでは、早くもカエルの大合唱が始まっています。
　

　昨日のゴルフ、日本ツアー選手権、じっくり見てしまいました。４０才、優勝経験なし、昨年度賞金ゼロの五十嵐雄二さんの優勝、こんなドラマが待ち受けているなど、放送開始時には思いもよりませんでした。今まで支えてきた家族の苦労が、一気に報われたことでしょう。
　スイスイとバーディーを重ねていくプレイよりも、我々極低レベルのアマチュアには、難しいコースでプロがトラブッたりする中で、いかにスコアをまとめていくかを見るのは楽しいものです。そんな難しいコース故、上のスコアが延びず逆に落としていく中での、終盤の二つのバーディーが栄冠をもたらしました。
　ゴルフのテレビ放送といえば、ビデオ収録後の放送が常ですが、ライブの放送は格段に良いです。例えば私など、前の組がつかえて待たされた後など、ストロークが乱れてしまう場合が多いのですが、本来カットされるそのような状況も映し出されていて、興味深いものです。それに、競っている終盤でも放送時間が決まっていると、時計を見て、「ああ、プレイオフなしでこれは優勝決まりだ」と結果が分かってしまうのはつまらないものです。
　ＮＨＫだからこそできることでしょうが、これからもライブ放送、期待しています。

　問題です。

		Q 7 2
		T 8 7 5
		A T 3
		A K Q
	N
	W   E
	S
		A 6 4
		K Q J 6 3
		7 8
		K 8 7

　旧来からある中古市場が、今の経済状況に左右されているのか、多方面に渡り活況を呈しています。自動車やパソコンなど、高付加価値の商品の中古は当たり前ですが、今注目されているのが衣料品とのこと。
　「サイズが合わなくなった」と親戚筋から譲り受けることはあっても、衣料品を中古で買い求めることはありませんでしたが、考えてみると、大きな価格差が付けられお買い得感がでる、デザインは繰り返され古さが逆に新鮮になる、手直しが容易など、中古商材に向いています。今まで定着しなかったのは、人が身につけたものを着るのは気が引ける感情からでしょうか。
　衣料品といえば、「デザイン」という価値付けで高価格商品であったところにユニクロが風穴を開けたのですが、中古市場は更なる風穴を開けそうです。
　この状況をみると、次なる中古商材は何だろうと考えてみたくなります。商機をつかもうとしているプロ達の頭の中には、次なる思索が巡っているのでしょうね。

　法律というのは杓子定規なものです。
　一昨日のasahi.com(※1)のニュースによると、保険をかけていた夫と、受取人の妻の子どもがいない夫婦が同時に死亡したとき、保険金の受け取りはどうなるかの争いに、最高裁は「妻の遺族だけに権利がある」と判断したとのこと。妻が先に死んだときには夫にも相続権があり、その後夫が死亡すれば両者の遺族に相続権が発生するのですが、同時に死んだ場合には、妻の遺族だけに権利があるとの判断です。
　そもそも保険金は妻のためにと掛けたもの、妻の遺族を思ってのことでは無いはずで、更にどちらが先に息を引き取ったかどう判断したのか。一般人の端くれの私などは、仲良く分ければ良いじゃないかと、大岡裁きを思い浮かべるのですが、そもそも権利がこっちにあると主張して訴訟が発生しているのですから、一般人の感覚も他人に拘わることと、自らとでは大違いです。

(※1) http://www.asahi.com/