中古市場

 旧来からある中古市場が、今の経済状況に左右されているのか、多方面に渡り活況を呈しています。自動車やパソコンなど、高付加価値の商品の中古は当たり前ですが、今注目されているのが衣料品とのこと。
 「サイズが合わなくなった」と親戚筋から譲り受けることはあっても、衣料品を中古で買い求めることはありませんでしたが、考えてみると、大きな価格差が付けられお買い得感がでる、デザインは繰り返され古さが逆に新鮮になる、手直しが容易など、中古商材に向いています。今まで定着しなかったのは、人が身につけたものを着るのは気が引ける感情からでしょうか。
 衣料品といえば、「デザイン」という価値付けで高価格商品であったところにユニクロが風穴を開けたのですが、中古市場は更なる風穴を開けそうです。
 この状況をみると、次なる中古商材は何だろうと考えてみたくなります。商機をつかもうとしているプロ達の頭の中には、次なる思索が巡っているのでしょうね。

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