問屋さんの展示会に参加してきました。以前お話ししたように、取引メーカーが「小間」と呼ばれる小さなブースに商品を展示し、問屋さんの取引先の小売店やスーパーさんに商品説明や商談をする場です。
当店の主商品は三輪素麺ですので、この時期では既に商談は済んでいますので、どちらかといえば問屋さんへのお付き合いの趣で、一人で素麺の試食と、ブースでの対応の掛け持ちです。
来場者は自店で販売できるかどうか、各ブースから商品をサンプルとして持っていかれるのですが、自家消費の色合いが濃く、メーカーや主催者がそれを許してきたのも問題なのですが、会場は「手提げ袋を手に商品集め」が少なからぬ状況です。
それでも展示物は来場店に商品を見て知ってもらうのが趣旨ですから、一つのアイテムの展示品が一個だけになってしまったものは、必要な時にはメーカーに声をかけるなりして、最後の一個は持っていかないのが暗黙のルールなのです。
ところが今回はブースに張り付いていなかったこともあり、気がつけば根こそぎ商品が無くなっています。補充してもまた無くなるの繰り返し、展示して置いた定価5000円の進物商品も無くなっているのにはいささか唖然としました。
メーカーの人がいないと、サンプルをもらっていき易い気持ちは分かるのですが、このモラルの低下は考え物です。