当店が加盟している全国組織の一つが、「全国はるさめ工業協同組合」です。その会合が昨日開かれました。
「手間を嫌うあまり全てがインスタント化に向かう今の市況で、原材料を扱う商いは厳しくなっている」 「いやそのインスタント食材を支えるのは原材料だから、原材料は生き残る」と、いろいろ意見が飛び交う中、商品の一つ「くずきり」の話が出ました。
「くずきり」というと、夏の冷菓を想像する人がほとんどです。でも我々の造る「くずきり」は、ばれいしょ澱粉を主原料としそれに本くず粉を混ぜることで、お買い求め頂きやすい価格にした商品です。ばれいしょ澱粉の特性で腰が強く、皆さんが想像する冷菓の「くずきり」とは食感が異なります。もちろん冷菓として腰の強さを味わって頂くのも良いのですが、お薦めの利用は、鍋料理の食材としてです。なかなかその使い道の認識がされていない、どう展開すれば良いかという議論です。
その議論に合わせ、当店の「今月の期間限定お買い得品」にはその「くずきり」を取り上げました。
一度鍋料理で経験して頂いた方には、リピートして頂けます。アレルギー物質を含んでいませんので、グルテンフリーですし、GI値(食後の血糖値上昇指標)も低い食材です。
議論の成果を出すためにも、一度お試し頂ければありがたいです。
Cookie規制
「Cookie」という言葉はご存じでしょう。先人達の知恵は素晴らしいと思います。Cookieのおかげで、ログイン情報や買い物かごに入れた商品などが、一時他のページに移ったとしても保存されていて、再度入力する手間が省けます。
ところがCookieは利用者のブラウザ内に長期保存されますので、それを盗み取ることでその人の動向を調べたり、最悪にはログイン情報が盗まれ成りすましの被害が考えられます。
今はGoogleが始めた「保護されていない通信」の表示への対応のため、多くのサイトがssl暗号化に踏み切り(urlがhttps://で始まります)、安全性は格段に高まりましたが、ここにきて公正取引委員会が、Cookieの利用を規制する方向で検討に入ったとのことです。
どういう規制手段を執るのか定かではありませんが、まずはEUの例にならって、「Cookieの利用目的」の表示と、それへの了解ボタンの設置を義務づけるのではないでしょうか。
承知の上で買い物に来られてる人に、一々ポップアップ画面が出てボタンクリックしないと次に進めない煩わしさと、サイト運営側にページ改変の手間が掛かります。
Cookieの書込項目の一つに、来店者のブラウザに保存する期間指定がありますが、その指定をしなければブラウザを閉じるとCookie情報も消されます(私共はそうしています)。ssl化が進んでいる今、まずは「期間設定をしない」との規制で良いのではないでしょうか。お互い嫌な気分にならないですし、単なる表示より安全と思いますが、如何でしょう。
今朝の三輪山
雨の朝です。この時期、晴れと雨が交互に来る印象です。
刈り残された稲が哀れです。稲の中に雑草が多く混ざり刈り取っても後の手間が大変なのでしょう。
今朝の三輪山
大きな副産物
昨日、興味を引くニュースがありました。
「a3+b3+c3 が、1 ~ 100になる整数a,b,c を求めなさい」という問題で、今までただ一つ解かれていなかった42になる数字が、見つかったとのことです。
コンピューターが得意とする分野ですから簡単に見つかりそうなものですのに、どうして今までと不思議です。例えば足し算結果が2の場合、a,b,cを-100~100の間の別々の整数と限定してもすぐに (-5,-6,7)と (-24,-47,49)の二組が簡単に見つかります。
スーパーコンピュータですら解けなかったものを、家庭で使われているPCをつなげる方式(惑星コンピューターと呼ぶとのことです)で、なんと50万台のPCをつなげて解いたとのことです。三つの数字はいずれも17桁、漢数字でいう「京」の単位ですから気が遠くなります。
素人の私には、この問題を解いたからといってもどうなるものでもないと思うのですが、これぞ学者、技術者の執念、根性というものでしょうか。いやいや惑星コンピューター技術の検証としてこの問題を取り上げ、たまたま解けた、なのかも知れません。
コマンドプロンプトを使いましょう
コマンドプロンプトはお使いでしょうか。Windowsに標準で備わっていて、これを使わない手はありません。どんなことができるかは、解説サイトが沢山ありますので、とっかかるのも簡単。まだお使いで無いならばきっと新たな発見があります。
フォルダー内で更新や新規ファイルだけの抽出やMozjpegを使った画像の圧縮など、私には今や無くてはならない機能になっています。
コマンドプロンプトの起動についてもこちら(※1)など多くの解説サイトがあり、立ち上げもいたって簡単です。でもフォルダーへの移動が必要なく、開きたいディレクトリの右クリックでのコンテキストメニューに「コマンドプロンプトを開く」があれば便利ですので、私はレジストリに以下を追加しています。
HKEY_CLASSES_ROOT/Directry/shell に新規キーを追加、
名前は cmd、 値に コマンドプロンプトで開く(&V)、
更にそこに新規キーを追加、
command の値に、cmd.exe /s /k pushed “%v”
これでコマンドプロンプトを開きたいディレクトリで右クリック、コンテキストメニューが開くので、vキーを押せばそのディレクトリでコマンドプロンプトが立ち上がります。
レジストリをいじるときには、「障害が出る恐れがあるので自己責任で」との注意書きが欠かせませんが、余程のメイン箇所でも無い限り起こらないようで、私にはその経験がありません。が念のため、Windowキーとrとの同時押し、 regedit でレジストリエディターを起動した後、ファイル/エクスポート で事前バックアップを取っておかれると安心です。
(※1) https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1806/14/news017.html
タンス預金
金利の低下に伴い、銀行の収支が悪化していると聞きます。その為でしょうか、手数料が軒並み値上げをされてきています。振込手数料や手形・小切手の取り立て手数料。小銭への両替も一定額以上には手数料が掛かってしまい、自分のお金を下ろすにも時間外ならばATMに手数料です。更にここにきて口座手数料の実施が取りざたされるようになりました。
預金をするため銀行に口座を作ると、その管理のために毎年手数料を頂きますとおっしゃいます。以前の、「私共の銀行にぜひ預金をしてください。」と記念品まで付けての勧誘と大違いです。お客様からの預金が仕入れ、金利を上乗せして企業に貸し出し、との商いが、今や銀行の主たる商いでは無くなってきているのでしょう。
一方、政府肝いりでキャッシュレスを推進しています。現金を支払いには使わないといえ、その減資は銀行に預けた現金です。もし実施されれば、手数料が掛かるならと、キャッシュレスに逆らってタンス預金の現金払いの人が増えるやも知れません。
今朝の三輪山
天皇陛下即位礼の日の三輪山です。詳しくは知りませんが、大神神社でもこの日に合わせ祭礼が行われることでしょう。
今朝の三輪山
パスワード解除
9月に購入しここでも紹介した電子ペーパーには、当初から入っているノートがあります。その一つが取扱説明書です。取扱説明書といえば、ここは重要とか、次にもすぐに見つけやすいようマークを付けたり、書込をしたりすることがあります。
いつもやっていることをここでも普通にやろうとすると、受け付けてくれません。PDFファイルがパスワードで保護されています。メーカーとしては、改ざんされて流布されるの防ぐ為なのでしょうが、メモを取ったり、メモに更に書き込みをしたりが電子ペーパーの本来の機能ですから、なんとビジネスライクで、購入してくれたお客さんへの配慮が無いのたろうと、感じてしまいます。
ならば自分でパスワードを取り除くしかありません。ネットではいくつものサイトにやり方が挙がっていますが、私はその一つ(※1)を利用しました。
恐らくこの行為は法律的に何らかの問題があるのでしょうが、あくまでも私個人で使う為ですから、お許し頂けることでしょう。
(※1) https://smallpdf.com/jp/unlock-pdf
セイフティネット
情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA)に「アダルトサイトを閲覧しているあなたの映像をばらまく」との脅しのメールに多くの相談が寄せられているそうです。当店のメールアドレスにも届きます。ホームページでメールアドレスを公開していますので、避けようがありません。
ここ2ヶ月ほどは治まっていたのですが、最近また届くようになりました。送信者は Aʼnonymous Hʌckerと名乗り The last time you visited a Ƿorn website with teenagers, で始まります。スパムブロッカーに掛からないよう ʼn や Ƿ、 ʌ は伏せ字です。
更にここにきて目立つのが、IDとパスワードを盗もうとするスパムメールです。先日も契約しているレンタルサーバー会社を名乗るメールが届き、パスワード等の変更更新依頼です。発信者のメールアドレスが違いますし、変な日本語です。
寄せられる相談の多くは恐らく被害に遭ってからのことでしょう。でもその段階ではもうどうしようもありません。例え犯人が捕まったとしても、受けた被害は元に返らないでしょう。メールを開いた段階で、自らが対処しなければならないのが、今の現状です。
セキュリティは施しているという大会社でさえ被害が大きいのが、ランサムウェアです。データにロックを掛けて、解除の身代金が請求されます。例え身代金を払ってもデータが戻る保証はありませんし、拒否しても復旧までに多大の費用と時間が掛かっていると聞きます。規模の小さな私共ではとてもとてもですから、前にも述べたように、データの受け渡しに手間は掛かりますが、業務用PCはネットに接続していません。規模が小さいからこそできるセイフティネットです。
Cubeカレンダー
先日 Soma Cube で紹介した、Aサイズの用紙で作る立方体を使って、連休の一日、来年のカレンダーを作ってみました。
6面体ですので2つで1年分です。奇数月と偶数月に分けてプリントすると、2つ重ねで常に今月と来月の2ヶ月表示ができます。デスクに置くと、ちょっとした飾りになりそうです。
カレンダーそのものは一々数字を記入するのは面倒ですので、Excelを使ってそれぞれの月の第一土曜日の日付けを入れるとその月の数字が埋まるようにし、それをコピペしました。永く使っていませんのでif関数すら忘れています。良い頭の体操です。閏年判定は、別セルに0か1を記入することで行い、今後も使えるように配慮です。休日の色変更は手作業です。
注意点は、中が空洞ですから強く掴むとつぶれてしまいます。
「多くの人が災害で困っているのにのんきなやつや」とお叱り頂くかも知れません。お許しください。