金利の低下に伴い、銀行の収支が悪化していると聞きます。その為でしょうか、手数料が軒並み値上げをされてきています。振込手数料や手形・小切手の取り立て手数料。小銭への両替も一定額以上には手数料が掛かってしまい、自分のお金を下ろすにも時間外ならばATMに手数料です。更にここにきて口座手数料の実施が取りざたされるようになりました。
預金をするため銀行に口座を作ると、その管理のために毎年手数料を頂きますとおっしゃいます。以前の、「私共の銀行にぜひ預金をしてください。」と記念品まで付けての勧誘と大違いです。お客様からの預金が仕入れ、金利を上乗せして企業に貸し出し、との商いが、今や銀行の主たる商いでは無くなってきているのでしょう。
一方、政府肝いりでキャッシュレスを推進しています。現金を支払いには使わないといえ、その減資は銀行に預けた現金です。もし実施されれば、手数料が掛かるならと、キャッシュレスに逆らってタンス預金の現金払いの人が増えるやも知れません。