知名度アップにご協力ください

 明日は七夕です。最近は毎日のように今日は「○○の日」との名称が付きます。その多くが語呂合わせですが、由緒あるものも少なくありません。
 そして7月7日は「そうめんの日」。ご存じだったでしょうか?
 ここ三輪で日本最初の手延べそうめんの前身「索餅」が作られたのが奈良時代、平安時代には素麺の形になって宮中に献上されるようになり、鎌倉時代には宮廷で供せられます。室町に入るとはっきり「素麺」と呼ばれるようになり、7月7日には宮廷の祭壇にお供えされるようになります。女官達はその日には素麺を食べ、すすり上げる所作から(今の寸法より随分と長かったようで)「おぞろ」とか「そろそろ」と女官用語で呼んでいたそうです。
 「そうめんの日」はご存じない方が多いようで、業界の上部組織、全国乾麺協同組合連合会は、知名度を上げようと頑張っています。
 中にはよくご存じの方もいて、お中元のご注文をいただく際、「発送は素麺の日、7月7日にしてください」とご指定もあります。明日は是非素麺を召し上がって「そうめんの日」の知名度を上げてください。

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