配慮が欲しい

 NHK朝ドラの「スカーレット」はご覧になっておられますか? 私は放送時間帯には既に工場におりますので、ビデオ撮りし土曜日か日曜日にまとめて観ています。
 観始めた頃、テーマソングの映像のできに感嘆してしまいました。ろくろの上の陶土が盛り上がり少女や少年が形作られ、回転するろくろの上を動き回ります。
 人形の形を変えて1コマ1コマ撮影しそれを繋ぎ合わせて、あたかも人形が動いているように見せる映像はよくありますが、これもそうやって作ったのだろうか? 土だから形を保つのが大変だったろう。どのくらいの時間がかかったのだろうか? 想像や疑問が膨らみます。
 同じ疑問を持つ人もいたとみえ、何回かの放送の後、質問の投稿記事がありました。それへの回答にはがっかりです。まず人形にさせる動きを人がやり、映像にした動きを基にコンピューターグラフィックで陶土の人形を作り上げたとのこと。苦労したのはろくろの回転に合わせることだったそうです。空を飛ぶものもありますので映像処理があるのは解っていましたが、全てが全てとは・・・。
 膨らんだ想像の風船に針を刺されたようです。質問者も想像を膨らませているようでしたから、その意図をくんで「総勢何人が通算何時間を費やして作り上げたそうです。苦労話も多々あるようなのでじっくり話を覗って最終回に間に合うようにご報告します」なんて逃げていただいた方がありがたかったです。
 その後は、ビデオ撮りで観ていますからその部分は早送りになりました。

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