点字

 「点字」は、視覚に障害がある人が読む文字との認識だけで今まで素通りしてきましたが、ユニバーサルフォント「Braille Neue」(※1)の記事を見て、これならば障害のある人もない人も同じ本を共有できると、点字とはそもそもどう作られているのか、俄然興味が湧いてきます。
 とりあえずネット記事(※2)や(※3)を見ると、50音(清音、濁音、拗音、その他)、数字、アルファベットが決められていて、数字の識別には前に数符が付き、アルファベットの識別には前に外字符または大文字符が付くことを知ります。うまくダブらないようにするには、それなりの工夫が要ったことが伺えます。
 覚えるのは、障害のない子が幼稚園くらいの年齢で文字を覚えるのと同じ過程でしょうが、書いてその字を見て覚えるのとでは格段の差でしょう。でも人一倍の努力は、頭の回転の良さなどに生かされてくると思います。
 文字がダブらないように考えられているのですが、素人ながら、読む紙の向きが変わったときはどうだろう、と疑問が湧きます。例えば上下逆になると、エーン、オーヲ、ヘーム、ヌーユなどが入れ替わります。想像ですが、読めない字が出てくるので紙が上下逆と判るのでしょうか。

(※1) https://gigazine.net/news/20180409-braille-neue/
(※2) http://ounkai.la.coocan.jp/tenji/tenhyou.html
(※3) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%B9%E5%AD%97

se.gif

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です