殺され損

 静岡県焼津での日系ブラジル人母子三名の殺害事件、ブラジル人容疑者は既に出国、ブラジルとは犯罪人引き渡し条約がない上に、ブラジルの法律では自国民の引き渡しを禁じているというのですから、これでは犯罪のやり放題じゃないですか。しかも殺害の当日に出国しているというのですから、前もって計画しての犯行は明かです。ブラジルでは、国外で起こした犯罪については国内の司法手続きに沿って処罪できるそうですのでそれだけが救いですが、司法当局が日本までやってきてどれほどの捜査をしてくれるのかは疑問です。
 一時期、日系に限って多くの人を労働力として受け入れました。今後もケースバイケースで外国人を受け入れる事態も増えてくるでしょう。外国人によると見られる犯罪が増えている昨今、やられ損、殺され損ではたまったものではありません。犯罪人引き渡し条約を早期に結ぶなど、国策が必要です。

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