道路特定財源

 道路特定財源の一般財源化、これはちょっともめそうですね。道路建設の見直し、完成道路債務の一部完済で余る財源を他で有効(?)利用したい賛成派、方や地方にも道路を建設するべき財源をかすめ取るとは何事かと怒る反対派。いずれも議員さんの立場が歴然と分かれる両派です。
 我々国民はといえば、既にある程度道路整備がされている所では、「余ってるなら揮発油税を下げてガソリンを安くしてくれよ。」ですし、道路建設を希望する所では、「見直しで建設ストップの道路を余ったお金で早くつくってよ。」でしょう。これまた立場で意見の分かれるところです。「建設債務を返済し終えたならば無料にする。」という有料道路建設当初のお約束も忘れたわけではありません。
 ユニバーサルサービスと称して、全国の電話回線の維持をNTTから各携帯電話会社へそして我々国民が負担することになるように、国というレベルで見れば、全国津々浦々にインフラを整備してそれを国として管理できるのが理想です。しかしそれもできる範囲内でのことです。
 
 「あなたはどちら派?」と聞かれれば、「ガソリンを下げてほしい」派です。もし財源を使うとあらば、今の借金体質から脱却する施策に使ってほしいものです。国債の利払いや償還に使うお金で道路もできようというものです。

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