中学入試に使われているんです

 何度か書いていますが、車に乗って退屈なとき、すれ違う車や前の車のナンバーの4つの数字を算術計算で10にならないか考えたりします。
 こんなこと私だけかと思っていましたが、中学の入試に取り上げられているのを知りました。問題は、5、6、7、8を算術記号を使って9と10にしなさい。
 参考になればと私のやり方は、
 まず+と-とで可能かの判定です。問題の数値を全て+します。今回の例で10にする場合を考えてみます。5+6+7+8=26 。10以下だと無理は当然ですが、差 26-10=16 が偶数でなければできません(どれかを+する代わりに-するのですから、ダブルで効くからです)。この例ではOKです。次にこの差の16の半分8が四つの数字の加算組み合わせで作れるか考えます。この例では、どんぴしゃ8がありますから、他の3数字を加え8を引けば解の一つが見つかります。
 上の条件に合わなければ、×、÷を考えねばなりません。×、÷でぴったりの2×5や20÷2などになる数であれば容易いのですが、それ以外は試行錯誤が必要です。一つ或いは二つの数を+、-した結果に+、-して10になる数が他の数を×、÷してできるか考えます。この例では8をターゲットし、残りの2は(5+7)÷6で作れますので、(5+7)÷6+8 で解の一つがみつかります。6をターゲットにしてもみつかりますね。
 それでもダメなときは、奥の手 !(階乗)です。あえてこの問題で階乗を使うとすれば 5+7ー(8ー6)! なんてできますが、最初の加減算と変わりませんからつまんないですね。
 
 さてそれでは、問題の他の一つ、9を考えてみてください。

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